複数辞典一括検索+

いなば‐うさい【稲葉迂斎】🔗🔉

いなば‐うさい稲葉迂斎】 江戸中期の儒学者。江戸の人。山崎闇斎の門人佐藤直方に学び、崎門きもんの儒学派の中心的人物。唐津藩儒。著「迂斎学話」など。(1684〜1760)→闇斎学派 ⇒いなば【稲葉】

いな‐ばき【稲掃き】🔗🔉

いな‐ばき稲掃き】 「いなばきむしろ」の略。〈日葡辞書〉 ⇒いなばき‐むしろ【稲掃き筵・稲掃き席】

いなばき‐むしろ【稲掃き筵・稲掃き席】🔗🔉

いなばき‐むしろ稲掃き筵・稲掃き席】 稲のもみをひろげて干すのに用いる粗いわらむしろ。いなまき。 ⇒いな‐ばき【稲掃き】

いな‐ばた【稲機】🔗🔉

いな‐ばた稲機(→)「いねかけ」に同じ。

いなば‐どう【因幡堂】‥ダウ🔗🔉

いなば‐どう因幡堂‥ダウ(→)因幡薬師に同じ。 ②狂言。大酒飲みの女房を離別した男が、因幡堂にこもって夢の告げで新しい妻を得ようとしたが、前の女房の策略で再び結ばれてしまう。 ⇒いなば【因幡】

いなばどう‐えんぎ【因幡堂縁起】‥ダウ‥🔗🔉

いなばどう‐えんぎ因幡堂縁起‥ダウ‥ 鎌倉時代、14世紀前半制作の絵巻。1巻。京都の因幡堂創立の由来を描く。 ⇒いなば【因幡】

いなば‐の‐しろうさぎ【因幡の素兎】🔗🔉

いなば‐の‐しろうさぎ因幡の素兎】 出雲神話の一つ。古事記に見える。淤岐島おきのしまから因幡国に渡るため、兎が海の上に並んだ鰐鮫わにの背を欺き渡るが、最後に鰐鮫に皮を剥ぎとられる。苦しんでいるところを、大国主神に救われる。 ⇒いなば【因幡】

いなば‐やくし【因幡薬師】🔗🔉

いなば‐やくし因幡薬師】 京都市下京区にある真言宗の寺、平等寺の通称。もと天台宗。平安中期開山。因幡国司橘行平が加露浦より引き上げた仏像を本尊とし、その邸を寺としたと伝え、孫の光朝が開山。三国伝来と称される薬師如来本尊は、日本三如来の一つ。因幡堂。 ⇒いなば【因幡】

いなばやま‐じょう【稲葉山城】‥ジヤウ🔗🔉

いなばやま‐じょう稲葉山城‥ジヤウ 岐阜城の旧称。戦国時代、斎藤道三が土岐氏を滅ぼして後、改修して美濃支配の拠点とした。ついで信長が美濃に進出、さらに大改修して岐阜城と改名。

広辞苑 ページ 1343