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てき【狄】🔗🔉

てき】 古代中国で、北方の異民族の称。

てき【的】🔗🔉

てき】 ①(中国語の「的」(助詞「の」にあたる)をそのまま音読した語)名詞や句に添えて、その性質を帯びる、その状態をなす意を表す。江見水蔭、女房殺し「此石動くべきか、動かざるべきか、お鉄は判断に苦しむ―挙動で」。「公―」 ②(接尾語的に)…として、…においての意を表す。「映像―にすばらしい」「わたし―に」 ③人名や人を表す語などに付いて、親しみや軽蔑の意を添える。「権ごん―」 ④⇒てき(敵)3

てき【笛】🔗🔉

てき】 中国音楽に用いる横笛。歌口と指孔の中間に孔があって、竹紙の張ってあるものを長簫ちょうしょう、竹紙のないものを竜笛という。

てき【滴】🔗🔉

てき】 しずく。しずくを数える語。

てき【翟】🔗🔉

てき】 中国の佾舞いつぶで、文舞の舞人が右手に持って舞う具。柄の上の竜頭の口に雉子きじの羽をさす。→八佾はちいつ

てき【敵】🔗🔉

てき】 ①自分に害をなすもの。かたき。あだ。 ②戦いの相手。自分と争うもの。「―と戦う」 ③(「的」とも書く)客と遊女とが互いに呼ぶ称。おてき。好色一代男2「―もをかしき奴にて」 ④(転じて、代名詞的に)あいつ。また、こいつ。浮世風呂「―めもゑらいへげたれめじや」 ⇒敵に後ろを見せる ⇒敵に塩を送る ⇒敵は本能寺に在り ⇒敵も然るもの引っ掻くもの ⇒敵を見て矢を矧ぐ

てき【趯】🔗🔉

てき】 永字八法の一つ。はね。

テキ🔗🔉

テキ ビフテキの略。

て‐き🔗🔉

て‐き (完了の助動詞ツの連用形に、回想の助動詞キの接続した形)…てしまった。万葉集13「その夜は吾も眠も寝かね―」。源氏物語玉鬘「動きすべくも見えざりしかば、むつかしくて返し―」

て‐ぎ【手木】🔗🔉

て‐ぎ手木】 ①十手じって。「―の者」 ②物を締めつけるのに、綱を巻きつける短い木片。日葡辞書「テギ、また、シメギ」

広辞苑 ページ 13434