複数辞典一括検索+

て‐ぐみ【手組】🔗🔉

て‐ぐみ手組】 ①軍陣で、部隊をくむこと。組んで事にあたること。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「手わけ、手くばり、―をそなへ」 ②仲間。連中。男色大鑑「いつもの―の客まじりに」 ③手筈てはず。段取り。浮世草子、御前義経記「―はかうと智恵のありたけふるひけるに」

で‐ぐみ【出組】🔗🔉

で‐ぐみ出組】 〔建〕大斗だいとの上に三斗みつとを組み、その外方の巻斗まきとの上に斗組ますぐみを置き、丸桁がぎょうを支えさせるもの。一手先ひとてさき。 出組

テグム🔗🔉

テグム (朝鮮語taegŭm)韓国の伝統的な横笛。吹き口と指孔の間の小孔を覆う薄膜が、独特の効果を出す。

て‐くら【手くら】🔗🔉

て‐くら手くら】 人目をごまかすこと。人をたぶらかすこと。手練手管てれんてくだ。てくろ。浄瑠璃、博多小女郎波枕「胴は唐からとの襟ざかひ、ちくら―の一夜検校」

て‐くらがり【手暗がり】🔗🔉

て‐くらがり手暗がり】 手のために光線がさえぎられて暗くなること。また、その暗い方。

てぐら‐まぐら【手暗目暗】🔗🔉

てぐら‐まぐら手暗目暗】 はっきりした見込みのないこと。あやふやなこと。前後の思慮のないこと。いいかげんなさま。西鶴織留6「―の銀まはしもならず」

て‐ぐり【手繰り】🔗🔉

て‐ぐり手繰り】 ①手でくること。たぐり。 ②順ぐりに或る人の手から他の人の手に渡すこと。西鶴諸国ばなし「燗鍋・塩辛壺を―にしてあげさせ」 ③仕事のくりあわせ。手都合。 ④手繰網の略。太平記18「―する海士あまの小船にうち乗つて」 ⇒てぐり‐あみ【手繰網】 ⇒てぐり‐いと【手繰糸】 ⇒てぐり‐ぶね【手繰船】

てぐり‐あみ【手繰網】🔗🔉

てぐり‐あみ手繰網】 引網の一種。袋網とこれに連結する両翼の袖網とから成り、海底を引いて魚類を捕らえるもの。手繰り。 ⇒て‐ぐり【手繰り】

てぐり‐いと【手繰糸】🔗🔉

てぐり‐いと手繰糸】 手で繰りとった糸。 ⇒て‐ぐり【手繰り】

てぐり‐ぶね【手繰船】🔗🔉

てぐり‐ぶね手繰船】 磯辺で手繰網を使用する漁船。たぐりぶね。 ⇒て‐ぐり【手繰り】

広辞苑 ページ 13457