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いぬ‐おうもの【犬追物】‥オフ‥🔗🔉

いぬ‐おうもの犬追物‥オフ‥ 犬を追物射おいものいにする騎射の練習。21尋(約38.2メートル)の縄を輪にした円形の馬場で、円周に36騎の射手が3手に分かれ、そのうちの4騎ずつで、円の中央から放す犬を追いかけて蟇目ひきめの矢で射る。中世武士の間で盛んに行われたが、応仁の乱後衰え、近世、島津家が再興したが明治に入って廃絶。〈[季]夏〉

いぬ‐おどし【犬脅し】🔗🔉

いぬ‐おどし犬脅し】 犬をおどすためのもの。特に見せかけだけの刀を馬鹿にしていう。歌舞伎、三人吉三廓初買「こりやあ大きな当て違ひ、―とも知らねえで大小差して居なさる故」

いぬ‐およぎ【犬泳ぎ】🔗🔉

いぬ‐およぎ犬泳ぎ(→)「いぬかき」に同じ。

いぬ‐かい【犬飼】‥カヒ🔗🔉

いぬ‐かい犬飼‥カヒ 鷹飼に付属し、鷹狩の時に鳥を追わせる猟犬を飼いならす人。犬飼びと。犬遣り。犬引き。 ⇒いぬかい‐ぼし【犬飼星】

いぬかい‐たける【犬養健】‥カヒ‥🔗🔉

いぬかい‐たける犬養健‥カヒ‥ 政治家。東京生れ。東大中退。毅つよしの次男で、犬養内閣の首相秘書官。第二次大戦後、民主党総裁。のち日本自由党に転じ、吉田内閣の法相時代に造船疑獄事件で指揮権を発動。(1896〜1960) 犬養健 撮影:田村 茂 ⇒いぬかい【犬養】

いぬかい‐つよし【犬養毅】‥カヒ‥🔗🔉

いぬかい‐つよし犬養毅‥カヒ‥ 政治家。備中庭瀬藩士の子。号は木堂。慶応義塾に学ぶ。立憲改進党結成に参加。第1議会以来、代議士。第1次護憲運動で活躍、国民党・革新倶楽部の党首を経て、1929年(昭和4)政友会総裁、31年首相。五‐一五事件で殺害された。(1855〜1932) 犬養毅 提供:毎日新聞社 ⇒いぬかい【犬養】

広辞苑 ページ 1354