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てんしき【転失気】🔗🔉

てんしき転失気】 落語。医者の言った「転失気」という語が「屁」のことと知らなかった和尚が、その意を尋ねに行かせた小僧から「盃」のことだと嘘を教えられ失敗する。

でんじき‐がく【電磁気学】🔗🔉

でんじき‐がく電磁気学】 電磁場を支配する物理法則を中心とした理論体系と、その応用に関する物理学の諸分野。 ⇒でん‐じ【電磁】

てんじく【天竺】‥ヂク🔗🔉

てんじく天竺‥ヂク ①[後漢書西域伝、天竺]日本および中国で、インドの古称。 ②ヨーロッパ人が渡来して以後、ある語にそえて、外国・遠隔地・舶来の意に用いた語。「―牡丹」「―の横町」 ③天竺木綿の略。 ④「唐から過ぎる」をもじって、「辛からすぎる」の意に用いる。「―味噌」「―醤びしお⇒てんじく‐あおい【天竺葵】 ⇒てんじく‐がく【天竺楽】 ⇒てんじく‐だい【天竺鯛】 ⇒てんじく‐ねずみ【天竺鼠】 ⇒てんじく‐ぼたん【天竺牡丹】 ⇒てんじく‐まめ【天竺豆】 ⇒てんじく‐もめん【天竺木綿】 ⇒てんじく‐よう【天竺様】 ⇒てんじく‐ろうにん【天竺浪人】

てんじく‐あおい【天竺葵】‥ヂクアフヒ🔗🔉

てんじく‐あおい天竺葵‥ヂクアフヒ ゼラニウムのこと。 ⇒てんじく【天竺】

てんじく‐がく【天竺楽】‥ヂク‥🔗🔉

てんじく‐がく天竺楽‥ヂク‥ 唐の十部伎の一つ。インド起源のもの。天平時代に日本に伝来した林邑りんゆう楽はその系統とされる。 ⇒てんじく【天竺】

てんじく‐だい【天竺鯛】‥ヂクダヒ🔗🔉

てんじく‐だい天竺鯛‥ヂクダヒ テンジクダイ科の海産の硬骨魚。全長約10センチメートル。口と眼が大きい。淡灰色で約10本の淡褐色の横帯がある。雄が卵塊を口中に含んで保護する習性がある。南日本沿岸の砂泥底にすむ。広義にはテンジクダイ科魚類の総称。 ⇒てんじく【天竺】

てんじく‐とくべえ【天竺徳兵衛】‥ヂク‥ヱ🔗🔉

てんじく‐とくべえ天竺徳兵衛‥ヂク‥ヱ 江戸初期の商人。播磨はりまの人。15歳の時から2度インド方面に渡航、仏跡を探り、貿易をしたという。その数奇な生涯は歌舞伎・浄瑠璃に劇化され、天竺徳兵衛物として世にもてはやされた。著「天竺渡海物語」。(1612?〜 )

広辞苑 ページ 13653