複数辞典一括検索+

いのう‐ただたか【伊能忠敬】🔗🔉

いのう‐ただたか伊能忠敬】 江戸後期の地理学者・測量家。通称、勘解由。上総生れ。下総佐原の伊能氏に婿養子に入り、酒造業等に専念。隠居後、高橋至時よしときに天文暦学を学び、幕府に出願して蝦夷えぞをはじめ全国を測量し、日本最初の実測地図「大日本沿海輿地全図」(伊能図)を作製、「輿地実測録」とともに献上。(1745〜1818) ⇒いのう【伊能】

いのかしら‐こうえん【井之頭公園】ヰ‥ヱン🔗🔉

いのかしら‐こうえん井之頭公園ヰ‥ヱン 東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる公園。吉祥寺駅の南の井之頭池を中心とした自然林。もと帝室御料林、1913年(大正2)東京市に下賜。井之頭恩賜公園。 井之頭公園 提供:東京都

い‐の‐き【猪の牙】ヰ‥🔗🔉

い‐の‐き猪の牙ヰ‥ ①イノシシのきば。〈日葡辞書〉 ②猪牙舟ちょきぶね

い‐の・く【居退く】ヰ‥🔗🔉

い‐の・く居退くヰ‥ 〔自四〕 その場から離れる。たちのく。今昔物語集19「聖人―・かむとする時に」

い‐の・く【射退く】🔗🔉

い‐の・く射退く】 〔他下二〕 矢を射かけて、敵を遠ざける。日葡辞書「イノクル」

い‐の‐くち【井の口】ヰ‥🔗🔉

い‐の‐くち井の口ヰ‥ 用水などの取入れ口。

いのくま【猪熊】ヰ‥🔗🔉

いのくま猪熊ヰ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いのくま‐げんいちろう【猪熊弦一郎】

いのくま‐げんいちろう【猪熊弦一郎】ヰ‥ラウ🔗🔉

いのくま‐げんいちろう猪熊弦一郎ヰ‥ラウ 洋画家。本名、玄一郎。香川県生れ。藤島武二・マチスに師事。モダニズムの代表的画家。作風は抽象絵画、記号化された作品へと変転。(1902〜1993) 猪熊弦一郎 撮影:林 忠彦 ⇒いのくま【猪熊】

い‐の‐こ【亥の子】ヰ‥🔗🔉

い‐の‐こ亥の子ヰ‥ ①陰暦10月上の亥の日。江戸時代にはこの日から火燵こたつを開いた。〈[季]冬〉。→亥の子の祝。 ②西日本で陰暦10月亥の日に行われる行事。収穫祭の類。田の神が去っていく日と信じられ、子どもらが石に縄を何本もつけ(あるいは縄を堅く固めた束で)、土を打って唱えごとをして回る。亥の子突き。亥の子槌づち→十日夜とおかんや。 ③「亥の子餅」の略。 ⇒いのこ‐づき【亥の子突き】 ⇒いのこ‐の‐いわい【亥の子の祝】 ⇒いのこ‐もち【亥の子餅】

広辞苑 ページ 1370