複数辞典一括検索+

どう‐ぼう【同朋】🔗🔉

どう‐ぼう同朋】 ①ともだち。仲間。源平盛衰記21「骨肉の親類にも非ず、又一室の―にも非ず」 ②㋐足利将軍に近侍し取次・お伽とぎなどの役に当たった者。法体ほったいで某阿弥と称し、時宗の徒が多く、各種芸能に長じた者が出た。同朋衆。童坊。 ㋑江戸幕府の営中で、大名の案内、更衣、刀剣の上げ下げ、茶弁当の世話をし、将軍の出行に長刀を持って従った者。 ③寺などで輿を舁く者。力者りきしゃ。 ④禅家で供法師の称。 ⇒どうぼう‐がしら【同朋頭】 ⇒どうぼう‐しゅう【同朋衆】

どう‐ぼう【洞房】‥バウ🔗🔉

どう‐ぼう洞房‥バウ ①奥深いへや。ねや。閨房けいぼう。椿説弓張月続編「永く―に楽みを取らば」 ②遊女の閨房。女郎屋。妓楼。 ⇒どうぼう‐けっせつ【洞房結節】

どう‐ぼう【童坊】‥バウ🔗🔉

どう‐ぼう童坊‥バウ (→)同朋どうぼう2㋐に同じ。

どう‐ぼう【道傍】ダウバウ🔗🔉

どう‐ぼう道傍ダウバウ みちばた。路傍。

とう‐ほういかく‐せん【等方位角線】‥ハウヰ‥🔗🔉

とう‐ほういかく‐せん等方位角線‥ハウヰ‥ 〔地〕(→)等偏角線に同じ。

とう‐ぼうえんきょう【塔望遠鏡】タフバウヱンキヤウ🔗🔉

とう‐ぼうえんきょう塔望遠鏡タフバウヱンキヤウ 太陽の研究に使用する塔状の望遠鏡。太陽光線は塔上より垂直に塔内を通り、地下実験室で分光測定される。

とうほう‐かい【東方会】‥ハウクワイ🔗🔉

とうほう‐かい東方会‥ハウクワイ 1936年中野正剛が組織した国家社会主義的政治団体。東条英機内閣と対立、43年中野の自殺と弾圧により崩壊。 ⇒とう‐ほう【東方】

とうほう‐かいぎ【東方会議】‥ハウクワイ‥🔗🔉

とうほう‐かいぎ東方会議‥ハウクワイ‥ ①1921年5月首相原敬が各閣僚・植民地長官・派遣軍司令官等を招集して開いた会議。山東撤兵・シベリア撤兵等の問題の善後措置について協議。 ②1927年6月から7月にかけ、首相兼外相田中義一が参謀本部・関東軍等の首脳および外務省幹部らを招集して開催、対中国政策について積極的干渉方針を決定した会議。→田中メモランダム⇒とう‐ほう【東方】

広辞苑 ページ 13957