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とし‐はっけ【年八卦】🔗🔉

とし‐はっけ年八卦】 人の年齢・干支えとによってその1年間の吉凶を占ったもの。印刷して、正月市中に高声で売り歩いた。好色一代男4「―の合ふ事必ず疑ひ給ふな」

とし‐び【年日】🔗🔉

とし‐び年日】 自分の生年の干支えとと同じ干支の日。当日は灸を忌むとも、また、正月松の内にその日が当たるときは祝うともいう。

とし‐ひさ‐に【年久に】🔗🔉

とし‐ひさ‐に年久に】 〔副〕 年久しく。長い年頃。久しぶりに。夫木和歌抄33「―ゆはたの帯をとりしでて」

としひと‐しんのう【智仁親王】‥ワウ🔗🔉

としひと‐しんのう智仁親王‥ワウ 後陽成天皇の皇弟。桂宮家の祖。八条宮。桂離宮を造営。細川幽斎から古今伝授を受け、また万葉集にも通じた。(1579〜1629) ○年深しとしふかし 老齢である。源氏物語若菜下「年深き身の冠をかけむ、なにか惜しからん」 ⇒とし【年・歳】

とじ‐ぶた【綴じ蓋】トヂ‥🔗🔉

とじ‐ぶた綴じ蓋トヂ‥ こわれたのを繕い直した蓋。「われ鍋に―」

としぶんしゅう【都氏文集】‥シフ🔗🔉

としぶんしゅう都氏文集‥シフ 都良香みやこのよしかの漢文集。6巻。880年(元慶4)頃成り、門弟の編か。現存3巻。

とじ‐ほん【綴本】トヂ‥🔗🔉

とじ‐ほん綴本トヂ‥ 綴じてつくった書物。とじまき。冊子そうし。↔巻物↔折本

とし‐ま【年増】🔗🔉

とし‐ま年増】 娘盛りをすぎて、やや年をとった女性。江戸時代には20歳過ぎを言った。→大年増→中年増

としま【豊島】🔗🔉

としま豊島】 東京都23区の一つ。もと武蔵国豊島郡の一部。 ⇒としま‐が‐おか【豊島岡】

とし‐まえ【年前】‥マヘ🔗🔉

とし‐まえ年前‥マヘ ①まだ一人前の年齢にならないこと。 ②奉公人の年季の明ける前。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「来年わたしが―に、迎ひに来て下さんせ」

としま‐が‐おか【豊島岡】‥ヲカ🔗🔉

としま‐が‐おか豊島岡‥ヲカ 武蔵国豊島郡(今、東京都文京区大塚)護国寺の背後にある丘。明治初年以来、皇室および宮家の墓地。一名、権現山。 ⇒としま【豊島】

とじ‐まき【綴巻】トヂ‥🔗🔉

とじ‐まき綴巻トヂ‥ (→)綴本とじほんに同じ。

広辞苑 ページ 14158