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とぼけ‐もの【恍け者】🔗🔉

とぼけ‐もの恍け者】 ①老いぼれた人。 ②ぼんやりした人。うっかりした人。 ③しらばくれる人。 ④とぼけた風をして滑稽な言動をする人。 ⇒とぼけ【恍け・惚け】

とぼ・ける【恍ける・惚ける】🔗🔉

とぼ・ける恍ける・惚ける】 〔自下一〕[文]とぼ・く(下二) ①老いて頭の働きが鈍くなる。ぼける。仮名草子、海上物語「老いぼれて、性―・くるものなり」 ②ぼんやりする。好色五人女2「雞―・けて宵鳴きすれば」 ③しらばくれる。わざと知らぬさまをする。〈日葡辞書〉。「―・けても証拠はあがっている」 ④わざと滑稽な言動をする。「―・けた表情で笑わせる」

と‐ぼこ【外架】🔗🔉

と‐ぼこ外架】 庭にある鷹のとまり木で、鷹を気散じさせるためのもの。〈日葡辞書〉

とぼし🔗🔉

とぼし (九州地方で)案山子かかし

とぼし【点火・灯】🔗🔉

とぼし点火・灯】 火をつけて闇を照らすのに用いるもの。ともし。松明たいまつ・紙燭の類。 ⇒とぼし‐あぶら【灯油】 ⇒とぼし‐がら【点火茎】

とぼし‐あぶら【灯油】🔗🔉

とぼし‐あぶら灯油】 灯火をとぼすのに用いる油。菜種油または桐油に綿実油をまぜたもの。ともしあぶら。 ⇒とぼし【点火・灯】

とぼし・い【乏しい】🔗🔉

とぼし・い乏しい】 〔形〕[文]とぼ・し(シク) (トモシの転) ①足りない。すくない。論語鎌倉初期点「陳乱れたり。故かるがゆえに食乏トホシ」。「経験に―・い」「娯楽の―・い時代」 ②まずしい。日葡辞書「トボシイテイ(体)デゴザル」。「―・い暮し」

とぼし‐がら【点火茎】🔗🔉

とぼし‐がら点火茎】 イネ科の二年草。日本各地の林縁などに生ずる。一株から多数の茎を群生し、軟質で細長い線形葉は湾曲して垂れる。初夏に茎頂が分枝してまばらな穂をつける。小穂には長い芒のぎがある。名は茎が燃え易いことによる。 ⇒とぼし【点火・灯】

広辞苑 ページ 14270