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と‐も‐あれ🔗🔉

と‐も‐あれ どうであっても。ともかく。とまれ。狂言、痺り「重ねては―まづこの度は急いで参つて」。「理由は―、飲酒運転は許されない」「何は―」「―やってみよう」 ⇒ともあれ‐かくもあれ

ともあれ‐かくもあれ🔗🔉

ともあれ‐かくもあれ (→)「ともあれ」に同じ。とまれかくまれ。蜻蛉日記「―ただいとあやしきを」 ⇒と‐も‐あれ

とも‐いと【共糸】🔗🔉

とも‐いと共糸】 布地と同色の糸。共色の糸。好色一代男2「水色のきぬ帷子かたびらに―にさいはい菱をかすかに縫はせ」

とも‐いろ【共色】🔗🔉

とも‐いろ共色】 同じ色。同色。「服と―のスカーフ」

とも‐うち【友討】🔗🔉

とも‐うち友討】 仲間同士の討ちあい。同士討。

とも‐うら【共裏】🔗🔉

とも‐うら共裏】 衣服の裏に、表と同一の布地を用いること。また、その裏地。

とも‐え【鞆絵・巴】‥ヱ🔗🔉

とも‐え鞆絵・巴‥ヱ ①鞆ともの側面を図案化した文様。鞆の尾を長く引いたのを尾長鞆絵という。鞆を一つないし三つ円形に配したものを、その数によって一つ巴・二つ巴・三つ巴などという。太鼓・瓦の面などに描く。紋所としては、巻き方の向きにより左右の別があり、どちらの向きを左、右と見るかにゆれがある。 巴 ②物が円形をえがくように一方にめぐり巻くさま。 ⇒ともえ‐がも【巴鴨】 ⇒ともえ‐がわら【巴瓦】 ⇒ともえ‐せん【巴戦】 ⇒ともえ‐そう【巴草】 ⇒ともえ‐なげ【巴投げ】

ともえ【巴】トモヱ🔗🔉

ともえトモヱ ①平安末期・鎌倉初期の女性。木曾の豪族中原兼遠の女むすめ。今井兼平の妹。武勇すぐれた美女で、源義仲の愛妾、また武将として最後まで随従。義仲の戦死後は和田義盛に嫁し、その敗死後、尼となって越中に赴いたという。巴御前。生没年未詳。 ②能。修羅物。巴の霊が義仲戦死前後の有様を語る。

広辞苑 ページ 14295