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とも‐ながし【艫流し】🔗⭐🔉
とも‐ながし【艫流し】
船が海上で時化しけに出遭った際、錨を船首から垂らして船首を波に向け、船尾の方向へ漂流して危険を避けること。逆艫さかども。逆船。艫退ともすさり。
とも‐なみだ【共涙】🔗⭐🔉
とも‐なみだ【共涙】
人が泣くのに同情して、自分も共に涙を流すこと。もらい泣き。浄瑠璃、傾城反魂香「二人の弟子も―」
ともなり【友成】🔗⭐🔉
ともなり【友成】
平安中期の備前の刀工。実成さねなりの子という。裏銘に「君万歳」と切ったものがある。
とも‐なり【共鳴り】🔗⭐🔉
とも‐なり【共鳴り】
⇒きょうめい
とも‐に【共に・倶に】🔗⭐🔉
とも‐に【共に・倶に】
①ひとつになって。いっしょに。相連れて。同じく。古事記下「吉備人と―し摘めば」。「声涙―下る」「甲乙―白である」
②同時に。「日が暮れると―街は活気を呈した」
⇒倶に天を戴かず
○倶に天を戴かずともにてんをいただかず
(「不倶戴天ふぐたいてん」の訓読)相手を殺すか相手に殺されるか、一緒にはこの世に生きていない。どうしても生かしておけない深いうらみをいう。
⇒とも‐に【共に・倶に】
とも‐ね【共音】🔗⭐🔉
とも‐ね【共音】
共に声を立てること。共に鳴く声。南総里見八犬伝36「稚児おさなごも、―立てぞ泣叫ぶ」
とも‐ね【共寝】🔗⭐🔉
とも‐ね【共寝】
共に一つ寝床に寝ること。同衾どうきん。
広辞苑 ページ 14302。