複数辞典一括検索+

いよ【弥】🔗🔉

いよ】 〔副〕 (イヤ(弥)の転。近世「いよしも」の形で多く使われているが、これは「いよも」を誤ったものともいう)いよいよ。ますます。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「―しも変らぬ御見ごげんまで」

いよ🔗🔉

いよ 〔感〕 ①はやす声。 ②ほめそやし、または、からかう時に発する声。

いよ‐いよ【愈々・弥々】🔗🔉

いよ‐いよ愈々・弥々】 〔副〕 (イヤ(弥)の転イヨを重ねたもの。上代では「いよよ」の形で使われた) ①その上に、より一層。ますます。伊勢物語「―見まくほしき君かな」。「雨が―激しくなる」 ②確かさが増し決定的となったさま。確かに。まちがいなく。狂言、絹粥ひめのり「―それでござりました」 ③勢いがそこまで来たさま。とうとう。ついに。「―本降りだ」 ④さしせまった状態になるさま。「―という時になって」

い‐よう【医用】🔗🔉

い‐よう医用】 医学用。医術用。 ⇒いよう‐びる【医用蛭】

い‐よう【威容】ヰ‥🔗🔉

い‐よう威容ヰ‥ 他を圧するようないかめしい姿。威厳のあるかたち。「富岳の―」「―を誇る高層建築」

い‐よう【移用】🔗🔉

い‐よう移用】 国の歳出予算に定めた各部局の経費を、必要に応じ、異なる部局または項の間で移し用いること。国会の議決と財務大臣の承認が必要。→流用

い‐よう【偉容】ヰ‥🔗🔉

い‐よう偉容ヰ‥ すぐれて立派な姿。

い‐よう【異容】🔗🔉

い‐よう異容】 かわった姿。かわったみなり。

い‐よう【異様】‥ヤウ🔗🔉

い‐よう異様‥ヤウ 普通とちがっているさま。「―な雰囲気」「―に輝く目」

いよう🔗🔉

いよう 〔感〕 「いよ」を強めていう語。驚きや喜びをあらわす時にも使う。「―しばらく」

いよう‐びる【医用蛭】🔗🔉

いよう‐びる医用蛭】 チスイビルの別称。 ⇒い‐よう【医用】

いよ‐かずら【伊予蔓】‥カヅラ🔗🔉

いよ‐かずら伊予蔓‥カヅラ ガガイモ科イケマ属の多年草。海岸の草地に自生。高さ約60センチメートル。葉は対生し楕円形。葉のつけ根に分枝の多い花茎を出し、黄白色の小花を多数散形花序につける。花後、獣角状の果実を結ぶ。スズメノオゴケ。

広辞苑 ページ 1447