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なが‐もち【長持】🔗🔉

なが‐もち長持】 ①物が変わらずに長く保たれること。「なま物は―しない」 ②衣服・調度などを入れて保管したり運搬したりする、長方形で蓋のある大形の箱。江戸時代以降さかんに使われた。 ③(江戸時代の雲助の隠語)600文のこと。東海道中膝栗毛2「峠まで―でやつたアな」 ⇒ながもち‐うた【長持唄】 ⇒ながもちがた‐せっかん【長持形石棺】 ⇒ながもち‐ざお【長持竿】 ⇒長持枕にならず

ながもち‐うた【長持唄】🔗🔉

ながもち‐うた長持唄】 民謡。神事・婚礼などで長持を運ぶ人たちのうたう祝い唄。全国各地で行われるが、宮城県のものが著名。 ⇒なが‐もち【長持】

ながもちがた‐せっかん【長持形石棺】‥セキクワン🔗🔉

ながもちがた‐せっかん長持形石棺‥セキクワン 上面がふくらんだ直方体に近い形の組合せ式石棺。日本で5世紀頃に発達し、壮大な古墳に収められることが多い。 長持形石棺 ⇒なが‐もち【長持】

ながもち‐ざお【長持竿】‥ザヲ🔗🔉

ながもち‐ざお長持竿‥ザヲ 長持をかつぐ竿。 ⇒なが‐もち【長持】 ○長持枕にならずながもちまくらにならず 大は小を兼ねるといっても、そうはいかない例がある、の意。 ⇒なが‐もち【長持】

なか‐もどり【中戻り】🔗🔉

なか‐もどり中戻り】 中途からひきかえすこと。

なか‐もの【中物】🔗🔉

なか‐もの中物(→)中限なかぎりに同じ。

なが‐もの【長物】🔗🔉

なが‐もの長物】 ①普通より長い刀。三遊亭円朝、真景累ヶ淵「なかなか油断が出来ませんから―を抜いて新五郎が度胸をすゑ」 ②蛇を忌んでいう語。

なが‐ものがたり【長物語】🔗🔉

なが‐ものがたり長物語】 長い物語。ながばなし。

なが‐ものみ【長物見】🔗🔉

なが‐ものみ長物見】 牛車ぎっしゃの物見(左右の立板にある窓)の、前袖から後袖まで開いたもの。 ⇒ながものみ‐ぐるま【長物見車】

広辞苑 ページ 14579