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あか‐そ【赤麻】🔗🔉

あか‐そ赤麻】 イラクサ科の多年草。山地に多く、高さ60〜80センチメートル。茎はほぼ四角で、茎・葉柄は赤色を帯びる。葉は深く3裂、縁に粗い切れ込みがある。夏、葉腋に小さな雄花・雌花から成る長い穂をつける。

あか‐ぞなえ【赤備】‥ゾナヘ🔗🔉

あか‐ぞなえ赤備‥ゾナヘ 具足・指物さしもの・馬具・鐙あぶみなどをすべて赤色にした軍勢。甲陽軍鑑20「井伊兵部の備へ―なり」

あか‐そぶ【赤そぶ】🔗🔉

あか‐そぶ赤そぶ】 水の赤いさび。赤渋。猿蓑「人も忘れし―の水」(凡兆)

あかぞめ【赤染】🔗🔉

あかぞめ赤染】 姓氏の一つ。 ⇒あかぞめ‐えもん【赤染衛門】

あかぞめ‐えもん【赤染衛門】‥ヱ‥🔗🔉

あかぞめ‐えもん赤染衛門‥ヱ‥ 平安中期の歌人。中古三十六歌仙の一人。父は赤染時用ときもち、実は平兼盛と伝える。大江匡衡おおえのまさひらの妻。藤原道長の妻倫子に仕え、歌で和泉式部と並び称せられた。家集「赤染衛門集」。「栄花物語」正編の編作者説も有力。1041年(長久2)当時、85、6歳で存命。 →文献資料[栄花物語] ⇒あかぞめ【赤染】

あかだ【阿伽陀・阿掲陀・阿竭陀】🔗🔉

あかだ阿伽陀・阿掲陀・阿竭陀】 (梵語agada)あらゆる病気を治すという霊薬。不老不死の薬。阿伽陀薬。

あがた【県】🔗🔉

あがた】 ①大和時代の諸地方にあった地方行政組織。畿内周辺では直轄地的性格が強い。みあがた。孝徳紀「六県むつのあがた」 ②地方官の任国。伊勢物語「―へ行く人に馬のはなむけせむとて」 ③いなか。夫木和歌抄30「田づらなるわら屋の軒のこもすだれこれや―のしるしなるらむ」 ⇒あがた‐ありき【県歩行】 ⇒あがた‐ぬし【県主】 ⇒あがた‐の‐いど【県の井戸】 ⇒あがた‐み【県見】 ⇒あがた‐みこ【県御子・県巫】 ⇒あがた‐めし【県召】 ⇒あがためし‐の‐じもく【県召の除目】

広辞苑 ページ 146