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なごり‐の‐おもて【名残の表】🔗🔉

なごり‐の‐おもて名残の表】 連歌・俳諧の懐紙かいしの「名残の折」の表。略して、名表。 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐おり【名残の折】‥ヲリ🔗🔉

なごり‐の‐おり名残の折‥ヲリ 連歌・俳諧の懐紙かいしの最後の一折。百韻では表14句・裏8句、歌仙では表12句・裏6句を記す。略して名残または名。 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐さかずき【名残の杯】‥サカヅキ🔗🔉

なごり‐の‐さかずき名残の杯‥サカヅキ 名残を惜しんでくみかわす杯。 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐しも【名残の霜】🔗🔉

なごり‐の‐しも名残の霜】 八十八夜の頃に、これを限りにして置く霜。忘れ霜。別れ霜。〈[季]春〉 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐そで【名残の袖】🔗🔉

なごり‐の‐そで名残の袖】 名残を惜しんで分かつ袖。謡曲、松虫「さらばよ友人―を招く尾花の」 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐たもと【名残の袂】🔗🔉

なごり‐の‐たもと名残の袂(→)「名残の袖」に同じ。 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐ちゃ【名残の茶】🔗🔉

なごり‐の‐ちゃ名残の茶】 茶の湯で、古茶の名残に、陰暦の8月末から9月までに行う茶事。残茶。今は、風炉から炉に移る10月の中頃から11月初めに行う。 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐つき【名残の月】🔗🔉

なごり‐の‐つき名残の月】 ①夜明けの空に残った月。ありあけの月。残月。 ②一年中の最後の名月、すなわち陰暦九月十三夜の月。 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐なみだ【名残の涙】🔗🔉

なごり‐の‐なみだ名残の涙】 名残を惜しんで流す涙。 ⇒なごり【名残・余波】

なごり‐の‐はな【名残の花】🔗🔉

なごり‐の‐はな名残の花】 ①散り残った花。特に桜の花を指すことがある。残花。〈[季]春〉。玉葉集「春をしたふ―も」 ②(→)「においのはな」に同じ。 ⇒なごり【名残・余波】

広辞苑 ページ 14625