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なでかく‐せん【撫角銭】🔗🔉

なでかく‐せん撫角銭】 撫角形の銭。主に仙台通宝をいう。 ⇒なで‐かく【撫角】

なで‐かしず・く【撫で傅く】‥カシヅク🔗🔉

なで‐かしず・く撫で傅く‥カシヅク 〔他四〕 かわいがってそだてる。源氏物語東屋「明けくれまもりて―・くこと限りなし」

なで‐がた【撫で肩】🔗🔉

なで‐がた撫で肩】 なでおろしたようになだらかに下がった肩。↔怒肩いかりがた↔差肩さしかた

なで‐ぎね【撫杵】🔗🔉

なで‐ぎね撫杵】 米つき用の大きな杵。〈日葡辞書〉

なで‐ぎり【撫で切り・撫で斬り】🔗🔉

なで‐ぎり撫で切り・撫で斬り】 ①なでるようにして切ること。 ②多くの人を片っぱしから、残らず斬り捨てること。

なで‐ぐい【撫で食い】‥グヒ🔗🔉

なで‐ぐい撫で食い‥グヒ 片っぱしから食いつくすこと。狂言、右近左近おこさこ「牛を放いておこいて、某が田を大目ほど―にさせたに依て」

なで‐ぐし【撫櫛】🔗🔉

なで‐ぐし撫櫛】 髪を撫でつける櫛。なでつけぐし。

なで‐さばき【撫で捌き】🔗🔉

なで‐さばき撫で捌き】 髪などを撫でつけ、または解きさばくこと。

なでしこ【撫子・瞿麦】🔗🔉

なでしこ撫子・瞿麦】 ①ナデシコ科の一群の草本の総称。自生種のほか園芸品種も多い。また、その一種の多年草。秋の七草の一つ。日当りのよい草地・川原などに自生。高さ数十センチメートル。葉は線形。8〜9月頃、淡紅色の花を開く。花弁は5枚で上端が深く細裂。種子は黒色で小さく、利尿に有効。カワラナデシコ。ヤマトナデシコ(同属のセキチクをカラナデシコと呼ぶのに対していう)。とこなつ。〈[季]夏〉。万葉集8「吾がやどに蒔きし―」 なでしこ ナデシコ 提供:OPO ②襲かさねの色目。表は紅、裏は薄紫。または、表は紅梅、裏は青。とこなつ。 ③紋所の名。ナデシコの花を取り合わせて描いたもの。 ④愛撫する子。和歌などで、多く植物のナデシコにかけて用いる。 ⇒なでしこ‐の‐わかば‐の‐いろ【撫子の若葉の色】

広辞苑 ページ 14672