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なにわ‐おどり【浪花踊】ナニハヲドリ🔗⭐🔉
なにわ‐おどり【浪花踊】ナニハヲドリ
大阪の芸者が演ずる春の踊り。曾根崎新地の北陽浪速踊(明治15年創始)と新町の浪花踊(明治41年創始)とがある。
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
なにわ‐がた【難波潟】ナニハ‥🔗⭐🔉
なにわ‐がた【難波潟】ナニハ‥
(→)難波江に同じ。万葉集2「―潮干ありそね」
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
なにわ‐ぐさ【難波草】ナニハ‥🔗⭐🔉
なにわ‐ぐさ【難波草】ナニハ‥
(「難波の葦あしは伊勢の浜荻」のたとえから)葦の異称。日葡辞書「ナニワグサ…即ち、アシ」
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
なに‐わざ【何業】🔗⭐🔉
なに‐わざ【何業】
どういうわざ。どんなこと。源氏物語槿「取り立てて―をもし給はむは」
なにわ‐じょうるり【難波浄瑠璃】ナニハジヤウ‥🔗⭐🔉
なにわ‐じょうるり【難波浄瑠璃】ナニハジヤウ‥
大坂地方に起こって流行した浄瑠璃節。井上播磨掾はりまのじょうの起こした播磨節をはじめ、文弥節などがあり、竹本義太夫の始めた義太夫節に至って最も盛んに行われた。→江戸浄瑠璃→京浄瑠璃。
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
なにわ‐すががさ【難波菅笠】ナニハ‥🔗⭐🔉
なにわ‐すががさ【難波菅笠】ナニハ‥
難波産のスゲで作った笠。
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
なにわ‐づ【難波津】ナニハ‥🔗⭐🔉
なにわ‐づ【難波津】ナニハ‥
①難波江の要津。古代には、今の大阪城付近まで海が入りこんでいたので、各所に船瀬ふなせを造り、瀬戸内海へ出る港としていた。
②古今集仮名序に手習の初めに学ぶとある歌。すなわち「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」をいう。王仁わにの作という伝説があり、奈良時代にすでに手習に用いられていた。
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
なにわ‐でら【難波寺】ナニハ‥🔗⭐🔉
なにわ‐でら【難波寺】ナニハ‥
大阪の四天王寺の別称。
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
なにわ‐と【難波門】ナニハ‥🔗⭐🔉
なにわ‐と【難波門】ナニハ‥
難波の港。万葉集20「―を漕ぎ出て見れば」
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】
○難波の葦は伊勢の浜荻なにわのあしはいせのはまおぎ
同じ物でも、所によって呼び名が違うことのたとえ。
玖波集「草の名も所によりて変るなり―」
⇒なにわ【難波・浪速・浪花】

広辞苑 ページ 14700。