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ナフタレン【naphthalene】🔗🔉

ナフタレンnaphthalene】 分子式C10H 芳香族炭化水素の一つ。コールタールから分離される白色板状の結晶。石油の分解混合物中に含まれるアルキル‐ナフタレンの脱アルキルによっても製造される。常温で昇華し、特異の臭気がある。合成化学工業上の重要な原料。また、樟脳しょうのうの代用品として防虫・防臭用。ナフタリン。

ナフテン【naphthene】🔗🔉

ナフテンnaphthene】 原油の成分として含まれる飽和環式炭化水素(シクロ‐パラフィン)の総称。一般式CH

ナフトール【Naphthol ドイツ】🔗🔉

ナフトールNaphthol ドイツ】 分子式C10HOH フェノール類の一つ。無色の針状結晶。フェノールに類似し、防腐剤として用いるほか、染料製造などの原料。「―染め」

な‐ぶら🔗🔉

な‐ぶら (ナムラの訛)遊泳する魚の群れ。

なぶり【嬲り】🔗🔉

なぶり嬲り】 なぶること。もてあそぶこと。万葉集15「人―のみ好みたるらむ」 ⇒なぶり‐ごろし【嬲り殺し】 ⇒なぶり‐だて【嬲り立て】 ⇒なぶり‐もの【嬲り者】

なぶり‐ごろし【嬲り殺し】🔗🔉

なぶり‐ごろし嬲り殺し】 なぶって殺すこと。すぐに殺さずに苦しめ、もてあそんで殺すこと。 ⇒なぶり【嬲り】

なぶり‐だて【嬲り立て】🔗🔉

なぶり‐だて嬲り立て】 なぶるさまをすること。出しゃばってからかうこと。狂言、蟹山伏「―しおつてはさまれおつて、あのなりは」 ⇒なぶり【嬲り】

なぶり‐もの【嬲り者】🔗🔉

なぶり‐もの嬲り者】 なぶる対象になるもの。なぶられるもの。 ⇒なぶり【嬲り】

なぶ・る【嬲る】🔗🔉

なぶ・る嬲る】 〔他五〕 ①責めさいなむ。いじめる。日本霊異記「壮おとこ強ひて入り―・る」 ②からかい、ひやかす。ばかにする。謡曲、橋弁慶「牛若彼を―・つてみんと」。「人前で―・られる」 ③手でもてあそぶ。いじる。好色五人女4「くらまぎれに前髪を―・りて」

な‐へ🔗🔉

な‐へ (ナはノの意の格助詞。ヘはウヘ(上)の約。活用語の連体形に付き、その状態と下に来る状態が並行することを表す)…と共に。…につれて。なへに。万葉集7「山河の瀬のなる―に弓月が岳に雲立ち渡る」。万葉集10「秋風の寒く吹く―吾が屋前やどの浅茅がもとに蟋蟀こおろぎ鳴くも」

広辞苑 ページ 14711