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なべしま‐そうどう【鍋島騒動】‥サウ‥🔗🔉

なべしま‐そうどう鍋島騒動‥サウ‥ 近世初期、肥前佐賀藩における竜造寺氏から重臣鍋島氏への幕府公認の家督相続・政権交代を、鍋島家の御家騒動として、竜造寺氏の立場から作られた怪猫談。講談・戯曲類に脚色され、実録物では「佐賀怪猫伝」、講談では「佐賀の夜桜」などが代表的。 ⇒なべしま【鍋島】

なべしま‐だんつう【鍋島緞通】🔗🔉

なべしま‐だんつう鍋島緞通】 木綿緞通の一つ。江戸中期に肥前(佐賀県)鍋島藩で、中国の獣毛による緞通を模して創始。日本の温暖な気候に合うように、獣毛の代りに綿糸を用いた。 ⇒なべしま【鍋島】

なべしま‐なおまさ【鍋島直正】‥ナホ‥🔗🔉

なべしま‐なおまさ鍋島直正‥ナホ‥ 幕末の佐賀藩主。初名、斉正なりまさ。号、閑叟。早くから西洋の文物を採り入れ、長崎に砲台を築き、反射炉を設ける。また殖産を奨め、学問を興し、名君として知られた。公武合体に尽力し、維新後、議定・開拓長官など。(1814〜1871) ⇒なべしま【鍋島】

なべしま‐やき【鍋島焼】🔗🔉

なべしま‐やき鍋島焼】 江戸時代、佐賀鍋島家が将軍家などへの献上物とするため伊万里市大川内おおかわちの藩窯で作らせた磁器。工人・材料その他厳選を重ねて製したので、技術的に日本の磁器の最高峰といわれる。染付・色絵・青磁などがあり、色絵付のものは色鍋島という。大川内焼。 ⇒なべしま【鍋島】

なべ‐じり【鍋尻】🔗🔉

なべ‐じり鍋尻】 鍋の底の火に当たるところ。 ⇒鍋尻を焼く ○鍋尻を焼くなべじりをやく ①結婚して世帯をいとなむ。 ②鍋尻の世話までやく。台所の世話をやく。 ⇒なべ‐じり【鍋尻】

なべ‐しろ【鍋代】🔗🔉

なべ‐しろ鍋代(→)鍋座なべざに同じ。

なべ‐す・う【並べ据う】🔗🔉

なべ‐す・う並べ据う】 〔他下二〕 (→)「なめすう」に同じ。

広辞苑 ページ 14713