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なまこ‐もち【海鼠餅】🔗🔉

なまこ‐もち海鼠餅】 海鼠の形にした餅。薄く小口切りにしてかき餅とする。 ⇒なまこ【海鼠】

なま‐ごろし【生殺し】🔗🔉

なま‐ごろし生殺し】 ①ほとんど死ぬばかりの状態にしておくこと。はんごろし。「へびの―」 ②結末をつけずに、相手が困り苦しむのをほうっておくこと。中途半端にしておくこと。

なま‐コン【生コン】🔗🔉

なま‐コン生コン】 生コンクリートの略。

なま‐コンクリート【生コンクリート】🔗🔉

なま‐コンクリート生コンクリート】 まだ固まっていないコンクリート。ミキサー車で攪拌しながら工事現場まで運ぶ。なまコン。

なま‐さか・し【生賢し】🔗🔉

なま‐さか・し生賢し】 〔形シク〕 ちょっと賢い。こざかしい。源氏物語須磨「―・しき人のきこゆれば」

なま‐さかしら【生賢しら】🔗🔉

なま‐さかしら生賢しら】 なまなかのさかしら。小利口ぶること。蜻蛉日記「―などする人は」

なま‐ざかな【生魚・生肴】🔗🔉

なま‐ざかな生魚・生肴】 なまうお。

なま‐ざけ【生酒】🔗🔉

なま‐ざけ生酒】 製造過程で通常行う加熱殺菌を廃した清酒。→生酒きざけ

なま‐ざとり【生悟り】🔗🔉

なま‐ざとり生悟り】 なまはんかな悟り。

なま‐さぶらい【生侍】‥サブラヒ🔗🔉

なま‐さぶらい生侍‥サブラヒ 年も若く官位などの高くない侍。青侍。今昔物語集16「―の身貧しき有りけり」

なま‐ざむらい【生侍】‥ザムラヒ🔗🔉

なま‐ざむらい生侍‥ザムラヒ (→)「なまさぶらい」に同じ。

なまし【鈍し】🔗🔉

なまし鈍し(→)「焼鈍やきなまし」に同じ。

なま・し【生し】🔗🔉

なま・し生し】 〔形シク〕 ①なまである。なまなましい。今昔物語集28「―・しき鯛は極いみじき物ななり」 ②未熟である。沙石集2「衆生の機―・しき時は感応なし」

な‐まし🔗🔉

な‐まし (完了の助動詞ヌの未然形ナに推量の助動詞マシの添った語) ①事実に反することの想像を表す。(…であったならば)きっと…したろう。源氏物語帚木「思ひまつはす気色見えましかば…さるものにしなして長く見るやうも侍り―」 ②推量を表す。…してしまうだろう。…するだろう。古今和歌集「今日来ずは明日は雪とぞ降り―消えずはありとも花と見ましや」

広辞苑 ページ 14728