複数辞典一括検索+

なめ‐す・う【並め据う】🔗🔉

なめ‐す・う並め据う】 〔他下二〕 ならべすえる。なみすう。宇津保物語吹上上「御子どものきんだち―・ゑ奉り」

なめ‐ずり【舐り】‥ヅリ🔗🔉

なめ‐ずり舐り‥ヅリ なめずること。「舌―」

なめ‐ず・る【舐る】‥ヅル🔗🔉

なめ‐ず・る舐る‥ヅル 〔他五〕 舌で唇などをなめまわす。日本霊異記「舌を―・り唾を飲み」

なめ‐そ🔗🔉

なめ‐そ 瀬戸内海方面でいう、漁夫の恐れる怪魚。鮫さめの一種で、これに舟を泳ぎ越されると、鉈なたで切らないと舟が沈むといわれる。めっそう。

なめ‐たけ【滑茸】🔗🔉

なめ‐たけ滑茸(→)榎茸えのきたけに同じ。

なめ‐て【並めて】🔗🔉

なめ‐て並めて】 〔副〕 (→)「なべて」に同じ。山家集「ふく風の―梢にあたるかな」

なめ‐にんぎょう【嘗人形】‥ギヤウ🔗🔉

なめ‐にんぎょう嘗人形‥ギヤウ 赤児に、乳首の代りになめさせる人形。浮世風呂2「御褒美には―に」

なめ‐みそ【嘗味噌】🔗🔉

なめ‐みそ嘗味噌】 そのまま副食物として食する味噌。調味用の味噌に対していう。ひしおや径山寺きんざんじ味噌などの醸造嘗味噌と、普通の味噌に野菜・魚肉・獣肉などを加えて加工した混合味噌(鯛味噌・鉄火味噌など)がある。

なめ‐もの【嘗物】🔗🔉

なめ‐もの嘗物】 嘗味噌・塩辛・ひしおなど、半固形体に調製した食品。

なめ‐らか【滑らか】🔗🔉

なめ‐らか滑らか】 ①すべすべしているさま。つるつるしているさま。太平記3「屏風を立てたる如くなる岩石重なりて、…蒼苔路―なり」。「―な肌」 ②すらすらと通るさま。つかえないさま。よどまないさま。「―な口調」 ③〔理〕 ㋐面が平らで摩擦力が働かないこと。 ㋑光学的には、平らな面が光を規則正しく反射する性質。 ④〔数〕関数が或る区間内で、連続する微分係数(導関数)をもつこと。

な‐めり🔗🔉

な‐めり (ナンメリのンの無表記)断定せず婉曲にいうのに用いる。…であろう。…であるようだ。…であるらしい。源氏物語桐壺「ようせずはこの御子の居給ふべき―」

なめり‐ある・く【滑り歩く】🔗🔉

なめり‐ある・く滑り歩く】 〔自四〕 うろうろと歩きまわる。ぬらりくらりと歩く。

広辞苑 ページ 14757