複数辞典一括検索+

にげ‐のぼ・る【逃げ上る】🔗🔉

にげ‐のぼ・る逃げ上る】 〔自五〕 ①逃げて都に上る。 ②逃げて坂や山などをのぼる。

にげ‐ば【逃げ場】🔗🔉

にげ‐ば逃げ場(→)「にげど」に同じ。「―を失う」

にげ‐ぶち【二毛駁】🔗🔉

にげ‐ぶち二毛駁】 馬の毛色の名。鼠色の毛にぶちのあるもの。為忠百首「にゐにとられて―の駒」

にげ‐ぼえ【逃げ吠え】🔗🔉

にげ‐ぼえ逃げ吠え】 ①犬などが逃げながら吠えること。 ②負けて逃げながら、へらず口をたたくこと。歌舞伎、韓人漢文手管始「長崎で隠れのない唐人組の立引たてひきに―さした例ためしがない」

にげ‐ほどはし・る【逃げ迸る】🔗🔉

にげ‐ほどはし・る逃げ迸る】 〔自四〕 跳ねるようにして逃げる。継体紀「山壑やまたにに遁にげほどはしりて」

にげ‐まど・う【逃げ惑う】‥マドフ🔗🔉

にげ‐まど・う逃げ惑う‥マドフ 〔自五〕 逃げようとしてまごまごする。逃げまよう。「猛火の中を―・う」

にげ‐まなこ【逃げ眼】🔗🔉

にげ‐まなこ逃げ眼(→)「にげめ」に同じ。

にげ‐まよ・う【逃げ迷う】‥マヨフ🔗🔉

にげ‐まよ・う逃げ迷う‥マヨフ 〔自五〕 (→)「にげまどう」に同じ。

にげ‐まわ・る【逃げ回る】‥マハル🔗🔉

にげ‐まわ・る逃げ回る‥マハル 〔自五〕 逃げてあちこちをまわる。あちこちと逃げあるく。「報道陣から―・る」

にげ‐みず【逃げ水】‥ミヅ🔗🔉

にげ‐みず逃げ水‥ミヅ 蜃気楼しんきろうの一種。 ㋐草原などで遠くに水があるように見え、近づくと逃げてしまう幻の水。古く武蔵野の名物と伝えられた。〈[季]春〉。夫木和歌抄26「東路にありといふなる―の逃げ隠れても世を過すかな」 ㋑強い日差しで、舗装道路の前方に水たまりがあるようで、近づくとまた遠のいて見える現象。 逃げ水 撮影:高橋健司

にげ‐みち【逃げ道】🔗🔉

にげ‐みち逃げ道】 ①逃げてゆくべき方向。逃げるべきみち。血路。「―をふさぐ」 ②責任などを避ける方法。「うまい―を考える」

にげ‐むち【逃げ鞭】🔗🔉

にげ‐むち逃げ鞭】 乗馬の人が逃げる時に打つ鞭。

にげ‐め【逃げ目】🔗🔉

にげ‐め逃げ目】 逃げようとする時の目つき。逃眼にげまなこ。源氏物語帚木「―をつかひて」

広辞苑 ページ 14907