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にべ‐にかわ【鰾膠】‥ニカハ🔗🔉

にべ‐にかわ鰾膠‥ニカハ 海魚ニベの鰾うきぶくろから製する膠。また、鯉・鰻うなぎ・サメなどの鰾からも製する。粘着力が強く、食用・薬用・工業用など。にべ。 ○鮸膠もしゃしゃりも無いにべもしゃしゃりもない (粘り気もなければしゃりしゃりしたところもない意から)味もそっけもない。ひどく無愛想である。浄瑠璃、艶容女舞衣「にべもしやしやりも納戸口なんどぐち⇒にべ【鮸膠・鰾膠】 ○鮸膠も無いにべもない 愛敬もない。思いやりもない。とりつきようがない。浄瑠璃、心中天の網島「連合ひ五左衛門殿は―昔人」。「にべもなく断られた」 ⇒にべ【鮸膠・鰾膠】

にほう‐こうじん【二方荒神】‥ハウクワウ‥🔗🔉

にほう‐こうじん二方荒神‥ハウクワウ‥ 馬の両側に枠をつけて、二人乗ること。また、荷物を乗せること。このほかにもう一人が普通にまたがって乗れば、「三方荒神」となる。二宝荒神。東海道中膝栗毛5「―で百五十やるべい」

に‐ぼく【二木・似卜】🔗🔉

に‐ぼく二木・似卜】 茶屋女の一種。好色一代女5「胡桃くるみ屋の―がやりくりを見習ひ」

に‐ぼし【煮干し】🔗🔉

に‐ぼし煮干し】 煮て干すこと。また、煮て干した食品。特にカタクチイワシなどを煮て干したもの。主に、出しの材料にする。だしじゃこ。いりこ。 ⇒にぼし‐こ【煮干し粉】

にぼし‐こ【煮干し粉】🔗🔉

にぼし‐こ煮干し粉】 煮干しを粉末にしたもの。出しをとるのに用いる。 ⇒に‐ぼし【煮干し】

に‐ほどき【荷解き】🔗🔉

に‐ほどき荷解き】 梱包してある荷物の紐や包みを解くこと。

に‐ほん【二本】🔗🔉

に‐ほん二本】 ①長いもの二つを数える語。 ②大小の刀。また、それを差す武士。 ⇒にほん‐ざし【二本差し】 ⇒にほん‐だて【二本立て】 ⇒にほん‐どうぐ【二本道具】 ⇒にほん‐ぼう【二本棒】

に‐ほん【二品】🔗🔉

に‐ほん二品】 ①令制で、親王の第2の位階。→品位ほんい。 ②転じて、二位の異称。

広辞苑 ページ 15018