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ぬく・い【温い】🔗🔉

ぬく・い温い】 〔形〕[文]ぬく・し(ク) ①あたたかい。ぬるい。〈[季]春〉。相模集「下氷け―・くならば」 ②(近世上方語)遅鈍である。おろかしい。当流籠抜「談義は―・い波よする磯」

ぬぐい‐いた【拭い板】ヌグヒ‥🔗🔉

ぬぐい‐いた拭い板ヌグヒ‥ ①削った床板ゆかいた。 ②(→)「ぬりいた(塗板)」1に同じ。 ⇒ぬぐい【拭い】

ぬぐい‐うるし【拭い漆】ヌグヒ‥🔗🔉

ぬぐい‐うるし拭い漆ヌグヒ‥ さっと拭ったように漆を刷くこと。 ⇒ぬぐい【拭い】

ぬぐい‐えん【拭い縁】ヌグヒ‥🔗🔉

ぬぐい‐えん拭い縁ヌグヒ‥ よくふきこんで滑らかになっている縁。 ⇒ぬぐい【拭い】

ぬぐい‐さ・る【拭い去る】ヌグヒ‥🔗🔉

ぬぐい‐さ・る拭い去るヌグヒ‥ 〔他五〕 ①ぬぐって汚れをきれいに取りのぞく。ふき取る。「ほこりを―・る」 ②汚名・疑惑などを完全に取りのぞく。払拭する。「不信感を―・る」

ぬぐい‐と・る【拭い取る】ヌグヒ‥🔗🔉

ぬぐい‐と・る拭い取るヌグヒ‥ 〔他五〕 拭って取り去る。ふきとる。「靴の泥を―・る」

ぬぐ・う【拭う】ヌグフ🔗🔉

ぬぐ・う拭うヌグフ 〔他五〕 ①軽くこすって除く。ふきとる。「若葉して御目の雫―・はばや」(芭蕉)。「汗を―・う」 ②恥・汚点・気持などを消し去る。「恥を―・う」「汚名を―・う」「不安を―・いきれない」

ぬく・し【温し】🔗🔉

ぬく・し温し】 〔形ク〕 ⇒ぬくい

ぬくすけ【温助・温介】🔗🔉

ぬくすけ温助・温介】 のろまな者の異称。知能の足りない男。ぬけた男。ぬく太郎。傾城禁短気「そなたのこのごろ髪切つてやりやつた先の―は」

ぬくたろう【温太郎】‥ラウ🔗🔉

ぬくたろう温太郎‥ラウ (→)「ぬくすけ」に同じ。

ぬく‐ち【温血】🔗🔉

ぬく‐ち温血】 生きている動物のあたたかい血。生血。定家鷹三百首「―飼ひては鷹つのるなり」

広辞苑 ページ 15154