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ぬるま【微温】🔗🔉

ぬるま微温】 ①のろま。お人よし。浄瑠璃、鬼一法眼三略巻「一条大蔵卿長成と云ふ―公家」 ②「ぬるま湯」の略。 ⇒ぬるま‐ゆ【微温湯】 ⇒微温湯につかる

ぬるま‐ゆ【微温湯】🔗🔉

ぬるま‐ゆ微温湯】 温度のひくい湯。ぬるい湯。ぬる湯。 ⇒ぬるま【微温】 ○微温湯につかるぬるまゆにつかる 覇気も意欲も持たずに現在の境遇に甘んじてぬくぬくと暮らす。 ⇒ぬるま【微温】

ぬるみ【微温】🔗🔉

ぬるみ微温】 ①ぬるま湯。浄瑠璃、鎌倉三代記「―は咽のどを通せども」 ②河の流れなどのゆるやかなところ。よどみ。源平盛衰記35「―につけて渡すべし」 ⇒ぬるみ‐ごこち【微温心地】

ぬるみ‐ごこち【微温心地】🔗🔉

ぬるみ‐ごこち微温心地】 病気のために体温が高くなって快くないこと。讃岐典侍日記「―わづらひてまゐらず」 ⇒ぬるみ【微温】

ぬる・む【微温む】🔗🔉

ぬる・む微温む】 [一]〔自五〕 ①ぬるくなる。〈日葡辞書〉。「水―・む頃」 ②病気で体温が上がる。源氏物語手習「―・みなどし給へることはさめ給ひて」 [二]〔他下二〕 ⇒ぬるめる(下一)

ぬる‐むぎ【温麦】🔗🔉

ぬる‐むぎ温麦】 ぬるくして食べるそうめん、またはうどん。熱麦あつむぎと冷麦ひやむぎとの中間のもの。

ぬるめ【温め】🔗🔉

ぬるめ温め】 寒冷地や山間地で、田の水温を上げるため、取入れ口から畦に沿ってひきまわした細い水路。

ぬる・める【微温める】🔗🔉

ぬる・める微温める】 〔他下一〕[文]ぬる・む(下二) ぬるくする。(熱い液体の)温度を下げる。「風呂を―・める」

ぬる‐ゆ【微温湯】🔗🔉

ぬる‐ゆ微温湯】 ぬるまゆ。

ぬるり‐と🔗🔉

ぬるり‐と 〔副〕 ぬるぬるとするさま。ぬらりと。「―滑る」

ぬるる‐がお【濡るる顔】‥ガホ🔗🔉

ぬるる‐がお濡るる顔‥ガホ 涙に濡れたような顔つき。濡れ顔。古今和歌集「やどる月さへ―なる」

広辞苑 ページ 15184