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ねじ‐くび【捩じ首】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐くび捩じ首ネヂ‥ 刀を用いず、手で首をねじり、殺すこと。太平記29「上なる道口をかいつかんで―にせんと」

ねじ‐く・る【捩じくる・捻じくる】ネヂクル🔗🔉

ねじ‐く・る捩じくる・捻じくるネヂクル 〔他五〕 ねじる。ねじってまわす。ひねくる。花暦八笑人「これをみせてはなほなほ―・り」

ねじ‐く・れる【拗くれる・捻じくれる】ネヂクレル🔗🔉

ねじ‐く・れる拗くれる・捻じくれるネヂクレル 〔自下一〕 ①ねじれる。ねじれまがる。 ②ひねくれる。ねじける。「―・れた性格」

ねじけ【拗け】ネヂケ🔗🔉

ねじけ拗けネヂケ ねじけること。ねじけていること。「―ごころ」 ⇒ねじけ‐びと【拗け人・佞人】

ねじ‐ゲージ【螺子ゲージ】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐ゲージ螺子ゲージネヂ‥ (thread-gauge)ねじ山の形状や寸法を検査するゲージ。大小種々の標準ねじ型を組み合わせたもの。ピッチ‐ゲージ。 螺子ゲージ

ねじけ‐がま・し【拗けがまし】ネヂケ‥🔗🔉

ねじけ‐がま・し拗けがましネヂケ‥ 〔形シク〕 ひねくれているようである。源氏物語帚木「―・しきおぼえだになくば」

ねじけ・し【拗けし】ネヂケシ🔗🔉

ねじけ・し拗けしネヂケシ 〔形ク〕 ひねくれている。今昔物語集4「其の国王の心極めて―・くて」

ねじけ‐びと【拗け人・佞人】ネヂケ‥🔗🔉

ねじけ‐びと拗け人・佞人ネヂケ‥ ①心のひねくれた人。 ②悪人。南総里見八犬伝93「―們を誅ちゅうせんとて」 ⇒ねじけ【拗け】

ねじ・ける【拗ける】ネヂケル🔗🔉

ねじ・ける拗けるネヂケル 〔自下一〕[文]ねぢ・く(下二) ①まがりくねる。徒然草「八重桜はことやうのものなり。いとこちたく―・けたり」 ②すなおでない。普通とちがってまともでない。ひねくれる。源氏物語真木柱「わが心ながらうちつけに―・けたることは好まずかし」。「心が―・ける」

ねじ‐こ・む【捩じ込む・捻じ込む】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐こ・む捩じ込む・捻じ込むネヂ‥ 〔他五〕 ①ねじってはめこむ。 ②無理に押し入れる。「ポケットに―・む」 ③先方の失言に乗じて詰なじり責める。文句を言いにおしかける。歌舞伎、与話情浮名横櫛「この人の主人へ―・んで、この訳をつけるのだ」。「けんかした相手の親に―・まれる」

広辞苑 ページ 15223