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ねたまし・い【妬ましい】🔗🔉

ねたまし・い妬ましい】 〔形〕[文]ねたま・し(シク) 嫉妬したい気持である。うらやましくもにくらしい。古今著聞集10「この事―・しう思ひ給ひたるをりふし」。「人の成功が―・い」

ねたまし‐がお【妬まし顔】‥ガホ🔗🔉

ねたまし‐がお妬まし顔‥ガホ 相手にねたましく思わせる顔つき・様子。源氏物語蜻蛉「などかく―に掻き鳴らし給ふ」

ねたま・す【妬ます】🔗🔉

ねたま・す妬ます】 〔他四〕 相手にねたましいと思わせる。くやしがらせる。源氏物語総角「なべてやはなど―・し聞ゆれば」

ねたみ【妬み】🔗🔉

ねたみ妬み】 ねたむこと。嫉妬。「―を抱く」「―ごころ」 ⇒ねたみ‐ぐさ【妬み種】 ⇒ねたみ‐そねみ【嫉妬】

ねたみ‐ぐさ【妬み種】🔗🔉

ねたみ‐ぐさ妬み種】 ねたみのたね。ねたみのもと。 ⇒ねたみ【妬み】

ねたみ‐そねみ【嫉妬】🔗🔉

ねたみ‐そねみ嫉妬】 うらやみ憎むこと。 ⇒ねたみ【妬み】

ねた・む【妬む】🔗🔉

ねた・む妬む】 〔他五〕 ①他人のすぐれた点にひけ目を感じたり、人に先を越されたりして、うらやみ憎む。そねむ。また、男女の間でやきもちをやく。源氏物語浮舟「女は、今の方にいま少し心寄せまさりてぞ侍りける。それに―・みて、終に今のをば殺してしぞかし」。「人の出世を―・む」 ②癪しゃくだと感ずる。くやしいと思う。竹取物語「翁、『胸いたきことなし給ひそ。うるはしき姿したる使にも障らじ』と、―・みをり」

ね‐だめ【寝溜め】🔗🔉

ね‐だめ寝溜め】 先の忙しさに備えて、あらかじめ十分な睡眠をとっておくこと。「今のうちに―しておこう」

ね‐だやし【根絶やし】🔗🔉

ね‐だやし根絶やし】 ①根まで取り去って再生の余地のないようにすること。「雑草を―にする」 ②根本まで除き去ること。残らず絶やすこと。こんぜつ。「汚職を―にする」

ねだり🔗🔉

ねだり (「強請」と当てる)ねだること。ゆすり。「お―」「―者」 ⇒ねだり‐ごえ【ねだり声】

広辞苑 ページ 15240