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のがえり‐ぜん【野帰り膳】‥ガヘリ‥🔗🔉

のがえり‐ぜん野帰り膳‥ガヘリ‥ 野帰りの人々に出す膳部。 ⇒の‐がえり【野帰り】

の‐かがみ【白前】🔗🔉

の‐かがみ白前】 〔植〕スズメノオゴケの異称。〈倭名類聚鈔20

の‐がく【野角】🔗🔉

の‐がく野角】 丸身のついた角材。

の‐がけ【野掛・野駆】🔗🔉

の‐がけ野掛・野駆】 ①春秋ののどかな日に山野を歩きまわって遊ぶこと。野遊び。浄瑠璃、源氏冷泉節「さゆる―の暖め酒」 ②野外で行う茶の湯。野点のだて。また、野天の茶屋。浄瑠璃、女殺油地獄「所こそあれ、―の茶見せで」 ⇒のがけ‐あそび【野掛遊び】 ⇒のがけ‐ぶるまい【野掛振舞】

のがけ‐あそび【野掛遊び】🔗🔉

のがけ‐あそび野掛遊び(→)野掛に同じ。 ⇒の‐がけ【野掛・野駆】

のがけ‐ぶるまい【野掛振舞】‥マヒ🔗🔉

のがけ‐ぶるまい野掛振舞‥マヒ 野掛でふるまう飲食物。好色二代男「―に木具拵へ、また重箱に飯入れて」 ⇒の‐がけ【野掛・野駆】

の‐かじ【野鍛冶】‥カヂ🔗🔉

の‐かじ野鍛冶‥カヂ 戸外でする鍛冶。

のが・す【逃す】🔗🔉

のが・す逃す】 〔他五〕 のがれさせる。にがす。平家物語9「敵かたきの方より出できたらんものを―・すべき様なし」。「チャンスを―・す」

の‐かずき【箆被】‥カヅキ🔗🔉

の‐かずき箆被‥カヅキやじりの箆口のぐちに接する部分。

の‐かぜ【野風】🔗🔉

の‐かぜ野風】 野を吹く風。古今和歌集「ふきまよふ―を寒み」

の‐かた【野方】🔗🔉

の‐かた野方】 ①野でする仕事に関すること。農事の方面。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「牛飼ひか草刈か、いかさま―の御奉公と承りぬ」 ②高台の畑地。土の悪い高地。のへん。

の‐がた【箆形】🔗🔉

の‐がた箆形】 矢の箆の形。

の‐がっせん【野合戦】🔗🔉

の‐がっせん野合戦】 野原でする合戦。野いくさ。

のがな・うノガナフ🔗🔉

のがな・うノガナフ 〔自下二〕 (上代東国方言)時が経過してゆく。ながらう。「ぬがなう」とも。万葉集14「立と月つくの―・へゆけば恋ふしかるなも」

広辞苑 ページ 15374