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のがれ‐ことば【逃れ辞】🔗🔉

のがれ‐ことば逃れ辞】 逃げ口上。遁辞とんじ。源氏物語東屋「この御―こそ思ひ出づればゆゆしく」 ⇒のがれ【逃れ・遁れ】

のがれ‐は【遁れ端】🔗🔉

のがれ‐は遁れ端】 のがれるきっかけ。〈日葡辞書〉 ⇒のがれ【逃れ・遁れ】

のが・れる【逃れる・遁れる】🔗🔉

のが・れる逃れる・遁れる】 〔自下一〕[文]のが・る(下二) ①(危険な場所や不利な状況から)離れ遠ざかる。にげ去る。まぬかれる。源氏物語若紫「―・れがたかりける御宿世」。「危うく難を―・れる」「責任を―・れる」 ②(相手の意思表示に対して)言いのがれをする。源氏物語花宴「せちに責めのたまはするに―・れがたくて」

の‐がわ【野川】‥ガハ🔗🔉

の‐がわ野川‥ガハ 野辺の小川。

のがわ‐りゅう【野川流】‥ガハリウ🔗🔉

のがわ‐りゅう野川流‥ガハリウ 三味線組歌の一流派。柳川検校の孫弟子の野川検校( 〜1717)が創始。京都の柳川流に対し大坂で伝承され、今日に至る。

の‐がん【野雁】🔗🔉

の‐がん野雁】 ツル目ノガン科の鳥。体形はややガン類に似て肥大し、頭上は扁平、嘴くちばしは短い。背は黄褐色に黒褐色の波状斑を密に散布する。繁殖期には、喉のどに白い羽毛を総ふさ状に生ずる。シベリア・モンゴル・朝鮮半島などの産。肉は美味。 のがん(雄) ノガン 撮影:小宮輝之

の‐かんぞう【野萱草】‥クワンザウ🔗🔉

の‐かんぞう野萱草‥クワンザウ ユリ科の多年草。原野に自生。高さ70センチメートル位で短い根茎がある。葉は細長い。夏、ユリに似た黄赤色の6弁の一日花を開く。ヤブカンゾウに似るが、八重咲きにならない。 のかんぞう ノカンゾウ 提供:OPO

のき【軒・簷・檐・宇】🔗🔉

のき軒・簷・檐・宇】 ①屋根の下端の、建物の外部に差し出たところ。万葉集11「わが屋戸の―のしだ草」 ②(→)「ひさし」1に同じ。 ⇒軒を争う ⇒軒を連ねる

広辞苑 ページ 15376