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○軒を連ねるのきをつらねる🔗🔉

○軒を連ねるのきをつらねる (→)「軒を争う」に同じ。 ⇒のき【軒・簷・檐・宇】 の・く仰く】 [一]〔他下二〕 上を向くようにする。あおむけにする。 [二]〔自四〕 上を向く。あおむけになる。 の・く退く】 [一]〔自五〕 ①いる場所から引きさがる。立ち去る。避けて離れる。源氏物語手習「つつみもあへず、物ぐるはしきまで、けはひ聞えぬべければ、―・きぬ」。おらが春「雀の子そこ―・けそこ―・け御馬が通る」。「借家を―・く」 ②逃げる。退却する。平家物語11「渚なぎさに百騎ばかりありける者ども、しばしもこらへず、二町ばかりざつと引いてぞ―・きにける」 ③離れて居る。間が隔たっている。平家物語11「判官叶はじとや思はれけん、長刀脇にかい挟み、御方みかたの船の二丈ばかり―・いたりけるに、ゆらりととび乗り給ひぬ」 ④その地位を離れる。しりぞく。大鏡頼忠「一条院位につかせ給ひしかば、よそ人にて、関白―・かせ給ひにき」。「会長職を―・く」 ⑤今までの関係を離れる。縁を切る。源氏物語浮舟「この宮の御具にてはいとよきあはひなりと、思ひもゆづりつべく―・く心地し給へど」。浮世草子、好色敗毒散「色里に遊ぶ人は興に乗じて女郎にあひ、興尽きて―・きたいとて、心まかせに―・かする事にあらず」 ⑥仲間・集まりなどからぬけ出る。「組合を―・く」 [二]〔他下二〕 ⇒のける(下一) ⇒退けば他人 の・く残く】 〔他四〕 のこしておく。仏足石歌「足跡あと―・けるらむ」 の‐ぐさ野草】 ①野原に生えている草。 ②カヤツリグサ科の一年草。西日本の海岸近くに生え、高さ10〜20センチメートル。葉の基部は暗赤色の鞘となる。初夏、茎頂の花穂に紫褐色の小花穂を密生。ヒゲクサ。 の‐ぐそ野糞】 野外で糞をすること。また、その糞。 ノクターンnocturne】 (「夜の」の意のラテン語nocturnusから)自由な形式のピアノ小曲。イギリスの作曲家フィールド(J. Field1782〜1837)が創始した、静かな夜の気分をあらわす抒情的な曲。ショパンの作品が特に有名。夜想曲。ノクチュルヌ。 のぐち野口】 姓氏の一つ。 ⇒のぐち‐いさむ ⇒のぐち‐うじょう【野口雨情】 ⇒のぐち‐かねすけ【野口兼資】 ⇒のぐち‐したがう【野口遵】 ⇒のぐち‐ねいさい【野口寧斎】 ⇒のぐち‐ひでよ【野口英世】 ⇒のぐち‐やたろう【野口弥太郎】 ⇒のぐち‐よねじろう【野口米次郎】 の‐ぐち箆口】 矢の箆の、鏃やじりを差し込む口。 のぐち‐いさむ ⇒イサム=ノグチ⇒のぐち【野口】 のぐち‐うじょう野口雨情‥ジヤウ 詩人。名は英吉。茨城県生れ。早大中退。大正中期の民謡・童謡作家として有名。作「波浮はぶの港」「十五夜お月さん」「証城寺の狸囃子」など。(1882〜1945) 野口雨情 提供:毎日新聞社 ⇒のぐち【野口】 のぐち‐かねすけ野口兼資】 能楽師。シテ方宝生流。本名、政吉。東京の人。16世宝生九郎知栄の高弟。(1879〜1953) 野口兼資 撮影:田村 茂 ⇒のぐち【野口】 のぐち‐げら野口啄木鳥】 キツツキの一種。全長30センチメートルほどで、全体に赤褐色。世界で沖縄本島北部にのみ生息。特別天然記念物。 のぐちげら(雄) ノグチゲラ 提供:OPO ノグチゲラ 提供:NHK →鳴声 提供:NHKサービスセンター のぐち‐したがう野口遵‥シタガフ 実業家。金沢生れ。東大卒。カーバイド・合成アンモニアなどの製造で成功を収め、日本窒素肥料を中心とする巨大コンツェルンを築く。(1873〜1944) ⇒のぐち【野口】 のぐち‐ねいさい野口寧斎】 漢詩人。肥前諫早生れ。筆名、謫天情仙。森春濤・槐南父子に詩を学び、漢詩雑誌「百花欄」を創刊、明治漢詩の流行を導く。著「出門小草」「少年詩話」など。(1867〜1905) ⇒のぐち【野口】 のぐち‐ひでよ野口英世】 細菌学者。福島県生れ。伝染病研究所を経て渡米。ペンシルヴァニア大学助手、さらにロックフェラー医学研究所員となる。1913年進行性麻痺および脊髄癆ろうが梅毒性疾患であることを証明。アフリカ西部のアクラで黄熱病原研究の際に感染して病没。(1876〜1928) 野口英世 提供:毎日新聞社 ⇒のぐち【野口】 のぐち‐やたろう野口弥太郎‥ラウ 洋画家。東京生れ。川端画学校に学ぶ。渡仏してサロン‐ドートンヌに出品。独立美術協会会員。作「セビラの行列」など。(1899〜1976) 野口弥太郎 撮影:田沼武能 ⇒のぐち【野口】 のぐち‐よねじろう野口米次郎‥ラウ 詩人。愛知県生れ。慶大中退。渡米中ポーに傾倒。1903年英国で「東海より」を刊行し、ヨネ=ノグチの名で知られた。帰国後は伝統芸術に心酔。詩集「二重国籍者の詩」など。葛飾北斎・与謝蕪村などの評伝もある。(1875〜1947) 野口米次郎 撮影:木村伊兵衛 ⇒のぐち【野口】 の‐ぐつ野沓】 ①わらじ。 ②下鞍したぐらの切付きっつけの下縁に付けた細長い金具。→下鞍(図) の‐くび野頸】 山と山との間にある少し開けた所。〈日葡辞書〉 の‐ぐら野倉】 平安時代の大蔵省の倉庫の一種。薬種を納めた。納薬倉。 の‐ぐら野鞍】 農事用の馬におく鞍。 の‐ぐるみ野胡桃】 クルミ科の落葉高木。西日本の陽地に自生。高さ約10メートル。葉は羽状複葉。雌雄同株。6〜7月頃、淡黄色尾状の雄花序と長球形の雌花序とをつける。果実は長楕円形の球果で、秋、熟して紫褐色となる。材でマッチの軸木を製し、果実は黄色染料となる。樹皮はなめし革用。ノブノキ。

広辞苑 ページ 15379 での○軒を連ねる単語。