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の‐ざん【野散】🔗🔉

の‐ざん野散】 ①官の管理外の山野。無税の開墾地。 ②部落の共有林。のぞう。散野。散在。

のし🔗🔉

のし 紫苑しおんの古名。〈本草和名〉

のし【伸し】🔗🔉

のし伸し】 ①のすこと。伸展。 ②泳法の一つ。体を横にして泳ぐもの。

のし【熨斗・熨】🔗🔉

のし熨斗・熨】 (「伸し」と同源) ①火熨斗ひのしの略。今昔物語集26「海の面は―の尻のやうにて波もさぶらはぬに」 ②「のしあわび」の略。 ③方形の色紙を細長く、上が広く下の狭い六角形に折り畳み、その中に熨斗鮑のしあわび(後には紙で代用)を小さく切って貼り、進物に添えるもの。→のしつつみ→かきのし。 熨斗 ④紋所の名。熨斗鮑の形をかいたもの。 ⇒熨斗をつけて

のし【主】🔗🔉

のし】 〔代〕 (ヌシの訛)おぬし。おまえ。東海道中膝栗毛5「ヒヤア―やアうへのの長太ぢやないか」

のじ【虹】🔗🔉

のじ】 (上代東国方言)にじ。万葉集14「八尺やさかの井手に立つ―の」

の‐じ【野地】‥ヂ🔗🔉

の‐じ野地‥ヂ 〔建〕 ①屋根葺きの材料を取り付けるための下地。 ②(→)野地板に同じ。

の‐じ【野路】‥ヂ🔗🔉

の‐じ野路‥ヂ 野中の道。のみち。拾遺和歌集雑春「東路の―の雪間を分けてきて」

のし‐あが・る【伸し上がる】🔗🔉

のし‐あが・る伸し上がる】 〔自五〕 ①のさばって物の上に上がる。横柄おうへいにふるまう。つけあがる。浄瑠璃、心中万年草「ふとんに―・り」 ②他人(競争相手)をおさえて、地位が急激に上がる。身代しんだいが急に大きくなる。「第一人者に―・る」「百万長者に―・る」

広辞苑 ページ 15393