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○熨斗をつけてのしをつけて🔗🔉

○熨斗をつけてのしをつけて 人に物を贈るとき、丁重に、また自分が喜んでする行為であることを表す。しばしば皮肉をこめて使う。「こんなもの―返してやる」 ⇒のし【熨斗・熨】 の‐じん野陣‥ヂン 野に設けた陣営。また、野に陣を張ること。露営。 の・す伸す】 [一]〔他五〕 ①(かがんでいたものを)まっすぐにのばす。日葡辞書「セ(背)ヲノス」「コシヲノス」 ②(「熨す」とも書く)しわなどをのばし、平らにする。力を加えてのばし広げる。沙石集7「のしに火を入れて、懐妊したる腹を―・しければ」。日葡辞書「シワヲノス」。「餅を―・す」 ③勢いをのばす。発展させる。「党勢を―・す」 ④殴ってやっつける。「生意気だ、―・してしまえ」 [二]〔自五〕 ①伸びて行く。伸びて張る。「凧糸が―・す」 ②他人をおさえて地位が進む。身代しんだいが豊かになる。「彼は最近めきめき―・してきた」 ③遠くまで足をはこぶ。浮世床2「今日はまだ山の手へ―・さねえきやあなりません」 の・す乗す・載す】 〔他下二〕 ⇒のせる(下一) のす 〔接尾〕 (上代東国方言)(→)「なす」に同じ。万葉集14「波にあふ―逢へる君かも」 の‐ずえ野末‥ズヱ 野のすえ。野のはて。 の‐すじ野筋‥スヂ ①庭園で、築山の裾などにゆるやかな起伏を造った部分。野草を植えて野の景趣をうつす。作庭記「山も―もなくて平地に石を立つる、常事也」 ②几帳きちょうや壁代かべしろのとばりの、幅ごとに中央に垂れた飾り紐。 の‐すすき野芒】 ①野に生えている芒。 ②藺の異称。 ノスタルジアnostalgia】 故郷をなつかしみ恋しがること。また、懐旧の念。郷愁。ノスタルジー。森鴎外、即興詩人「われ若し山国の産うまれならば、此情はやがて世に謂う思郷病ノスタルジアなるべし」 ノスタルジーnostalgie フランス⇒ノスタルジア ノストラダムスNostradamus】 フランスの医師・占星術師。警世的な予言詩「諸世紀」で知られる。(1503〜1566) の‐ずもう野相撲‥ズマフ (→)草相撲に同じ。狂言、飛越「―で行司は無い程に、手を打ち立ち合はう」 の‐すり】 タカの一種。中形で、上面黒褐色で下面は淡黄褐色に粗い縦斑がある。アジア・ヨーロッパに広く分布し、日本には多い。野鼠や小鳥などを捕食する。クソトビ。 のすり ノスリ 提供:OPO の‐ずり野摺】 ①野草の咲き乱れるさまを摺り出した装束しょうぞく模様。 ②黄布に柏を摺った、随身ずいじん着用の服。 ノズルnozzle】 筒状で先端の細孔から流体を噴出する装置。 ㋐蒸気タービンの蒸気を噴出する筒口。 ㋑ディーゼル機関で燃料を噴出する細孔。 ㋒管・ホースにつける、先の細まった管。 ㋓ペルトン水車の水の噴出口。 のせ‐か・ける載せ掛ける・乗せ掛ける】 〔他下一〕[文]のせか・く(下二) 計略にひっかかるようにしむける。また、おだてる。浄瑠璃、心中宵庚申「軽薄ぬらくら口に鰻の油とろりと―・くれば」 のせ‐ごと載せ事】 あざむいて人を計略にかけること。また、その計略。浄瑠璃、大原問答青葉笛「剃髪染衣は―にて」 のせ‐みょうけんどう能勢妙見堂‥メウ‥ダウ 大阪府豊能とよの郡能勢妙見山頂にある日蓮宗の仏堂。現在は能勢町の真如寺の境外仏堂。妙見大菩薩を祀る。平安中期、能勢頼国(多田満仲の孫)の創立と伝え、慶長(1596〜1615)年間日乾を開祖として再興。 のせ‐もの載せ物】 寄席よせで、通例の番組のほかに、特に珍しい出し物を1番加えること。また、その出し物。番外。 の‐ぜり野芹】 ①野に生えているセリ。野生のセリ。 ②ノダケ(野竹)の別称。 の・せる乗せる・載せる】 〔他下一〕[文]の・す(下二) 物の上に別の物をちょうど釣り合うように位置を取らせる意。 ①位置を移すために、運ぶ道具の上に人・荷物などを積む。源氏物語若紫「わが御車に―・せ奉り給ひて」。源氏物語須磨「舟に事々しき人形―・せて流すを見給ふにも」。天草本平家物語「しかるべい人たちをば―・するとも、雑人どもをば―・するな」。「駅まで車に―・せる」 ②物の位置を何かの上に移す。多くは、下から上に移すことをいう。太平記2「足たゆめばこの児ちごを肩に―・せ背中に負うて」。「網棚に荷物を―・せる」「売上げを一兆円の大台に―・せる」「舞台に―・せる」 ③紙面に書きしるす。掲載する。また、電波などを通して報道する。徒然草「九郎判官の事はくはしく知りて書き―・せたり」。「雑誌に―・せる」「テレビ局が電波に―・せる」 ④働きかけて自分の方に引き込む。 ㋐計略にかける。はめる。傾城禁短気「京に斯うした深い男のあることを今まで我に包み置いて、ぐつすりと請けられ、我等がことは空吹く風のやうに―・せをつた所が憎い」。「口車に―・せる」 ㋑いい気持にさせて調子づかせる。「選手を―・せるのがうまい」 ⑤仲間に加える。「仕事に一口―・せてくれ」 ⑥調子を合わせる。浄瑠璃、薩摩歌「三味線に―・せて謡ふは源五兵衛、何処へ往きやるぞ薩摩の山の」。「ギターに―・せて歌う」 ◇「載」は、ふつう物や事に用いる。何かの上に置いたり、車両などに積んだり(積載)、あるいは新聞や雑誌に掲げる(掲載)場合に使う。 の‐せん野銭】 江戸時代の小物成こものなりの一つ。採草場に賦課した。 の‐ぞうり野草履‥ザウ‥ 葬礼の際はく草履。転じて、一般の式の時に用いる草履をいう地方もある。 のぞえ野副‥ゾヘ 姓氏の一つ。 ⇒のぞえ‐てつお【野副鉄男】 のぞえ‐てつお野副鉄男‥ゾヘ‥ヲ 有機化学者。仙台生れ。東北大卒、同教授。ヒノキの精油からヒノキチオールを抽出、世界で初めて七員環の非ベンゼン系芳香族化合物を発見、ヒノキチオール・トロポロンの合成に成功し、有機化学の新分野を拓く。文化勲章。(1902〜1996) ⇒のぞえ【野副】 のぞか・せる覗かせる】 〔他下一〕 ①外から中の物の一部分だけが見えるようにする。「襟元にスカーフを―・せる」 ②相撲で、相手のわきに浅く手を入れる。「右を浅く―・せる」 のぞき覗き・覘き】 ①のぞくこと。 ②「のぞきからくり」の略。 ⇒のぞき‐あな【覗き穴】 ⇒のぞき‐いろ【覗色】 ⇒のぞき‐がき【覗き垣】 ⇒のぞき‐からくり【覗機関】 ⇒のぞき‐しゅみ【覗き趣味】 ⇒のぞき‐づり【覗き釣】 ⇒のぞき‐ばな【覗き鼻】 ⇒のぞき‐まど【覗き窓】 ⇒のぞき‐み【覗き見】 ⇒のぞき‐めがね【覗眼鏡】 ⇒覗きをくれる のぞき‐あな覗き穴】 のぞいて見るための穴。 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐いろ覗色】 (染物用語)極めて淡い青色。染料の甕かめをちょっとのぞく程度に、浅く染めた意。甕覗かめのぞき⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐がき覗き垣】 葭よしまたは萩を用いて編み、中央の高部にすかしを設けた垣。 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐からくり覗機関】 箱の中に、物語の筋に応じた幾枚かの絵を入れておき、これを順次に転換させ、箱の前方の眼鏡を通して覗かせる装置。のぞきめがね。からくりめがね。浄瑠璃、冥途飛脚「節季候せきぞろに化けて家々を覘のぞきの機関からくり飴売と」 覗機関 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐こ・む覗き込む】 〔他五〕 首をのばすようにして中を見る。また、顔を近づけてよく見る。「部屋の中を―・む」「顔を―・む」 のぞき‐しゅみ覗き趣味】 他人の私生活や秘密などを興味本位にひそかに知ろうとすること。 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐だか除高】 江戸時代、村高の中で、年貢・諸役の一部または全部を免除された高。 のぞき‐づり覗き釣】 河川などで、箱眼鏡で水中を覗きながら、釣竿をおろして魚をひっかけて釣る漁法。 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐ばな覗き鼻】 孔あなが上に向いている鼻。また、鷲鼻。〈日葡辞書〉 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐まど覗き窓】 向う側の様子をのぞいて見るために設けた小窓。 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐み覗き見】 (本来見るべきでないものを)隙間などからこっそり見ること。 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞき‐めがね覗眼鏡】 ①(→)「のぞきからくり」に同じ。 ②(→)「はこめがね」に同じ。 ⇒のぞき【覗き・覘き】

広辞苑 ページ 15398 での○熨斗をつけて単語。