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のさばり‐かえ・る【のさばり返る】‥カヘル🔗🔉

のさばり‐かえ・るのさばり返る‥カヘル 〔自五〕 大そう横柄な振舞いをする。

のさ‐ば・る🔗🔉

のさ‐ば・る 〔自五〕 勝手気ままに振る舞う。横柄おうへいな態度をする。浄瑠璃、曾根崎「何と亭主久しいのと―・り上れば」。「暴力団が―・る」

のさ‐もの【のさ者】🔗🔉

のさ‐もののさ者】 のんき者。横着者。義経記4「源三といふ―を遣はしたれば」

の‐ざらし【野晒し】🔗🔉

の‐ざらし野晒し】 ①野外で風雨にさらすこと。また、その物。野ざらし紀行「―を心に風のしむ身かな」 ②(→)髑髏されこうべに同じ。

のざらし【野晒し】🔗🔉

のざらし野晒し】 落語。釣りに来た隠居が、野晒しの髑髏どくろを見つけて供養したところ、夜に若い女の幽霊がお礼に来た。うらやましく思った隣家の男が野晒しを探しに出かける。

のざらしきこう【野ざらし紀行】‥カウ🔗🔉

のざらしきこう野ざらし紀行‥カウ 芭蕉の俳諧紀行。1軸。1684年(貞享1)秋、伊勢を経て郷里伊賀に帰り、大和から近江・美濃・尾張・甲斐へまわり翌年4月江戸へ帰るまでの紀行。85〜87年成る。題名は巻頭の句による。「甲子吟行かっしぎんこう」ともいう。 →文献資料[野ざらし紀行]

のさり‐のさり🔗🔉

のさり‐のさり ①無遠慮に振る舞うさま。のさばるさま。のさのさ。花暦八笑人「安波公が―と出かけて来る」 ②行動のゆるやかなさま。のそりのそり。

の‐ざれ【野晒れ】🔗🔉

の‐ざれ野晒れ】 ①野にさらされること。また、そのもの。浄瑠璃、平家女護島「―の首は源義朝」 ②生まれて3カ月以内に捕らえられた若い鷹。また、冬に捕らえられた鷹。

の‐ざわ【野沢】‥ザハ🔗🔉

の‐ざわ野沢‥ザハ 野にある沢。源平盛衰記48「後は岸、前は―」

のざわ‐おんせん【野沢温泉】‥ザハヲン‥🔗🔉

のざわ‐おんせん野沢温泉‥ザハヲン‥ 長野県北端にある温泉。歴史が古く、湯量豊富で高温。泉質は硫黄泉。冬はスキー客が多い。 ⇒のざわ【野沢】

広辞苑 ページ 15392