複数辞典一括検索+

の‐ばなれ【野離れ】🔗🔉

の‐ばなれ野離れ】 人家をはなれた野辺。武家義理物語「その家―こそ幸なれ」

の‐はら【野原】🔗🔉

の‐はら野原】 (ノバラとも)草などが生えている広い平地。原野。 ⇒のはら‐あざみ【野原薊】

の‐ばら【野薔薇】🔗🔉

の‐ばら野薔薇(→)「のいばら」に同じ。

のはら‐あざみ【野原薊】🔗🔉

のはら‐あざみ野原薊】 キク科の多年草。中部以北の山野に多い。高さ約1メートル。葉は羽状に深裂し、刺とげがある。夏から秋、紫紅色の頭状花を開く。ノアザミに似るが花の時期がおそい。 ノハラアザミ 提供:OPO ⇒の‐はら【野原】

のばわ・る【延ばはる】ノバハル🔗🔉

のばわ・る延ばはるノバハル 〔自四〕 のびる。特に、生きのびる。宇津保物語国譲下「この朝臣見る時こそ齢―・る心地すれ」

のび【伸び・延び】🔗🔉

のび伸び・延び】 ①のびること。↔縮み。 ②成長すること。「―が早い」 ③疲れた時、手足を伸ばしてあくびなどをすること。日葡辞書「ノビヲスル」 ④中世、年貢の収納枡ますと支払枡との枡目の差から生じた計量上の増分。

の‐び【野火】🔗🔉

の‐び野火】 早春に野山の枯草を焼く火。野焼のやきの火。〈[季]春〉。万葉集2「春野焼く―と見るまで」

のび【野火】🔗🔉

のび野火】 小説。大岡昇平作。1951年「展望」連載。作者のフィリピンでの戦争体験に基づき、落伍した一兵士の人間生存の極限にまで迫る、戦後文学の代表作。

のび‐あが・る【伸び上がる】🔗🔉

のび‐あが・る伸び上がる】 〔自五〕 足をつまだてて背を伸ばす。「―・って棚にのせる」

のび‐あし【伸足】🔗🔉

のび‐あし伸足】 前方へのばす足。浄瑠璃、栬狩剣本地「むかでの足どり足づかひ、引足五尺―五尺」

の‐びえ【野稗】🔗🔉

の‐びえ野稗】 〔植〕イヌビエの別称。

の‐びき【野引】🔗🔉

の‐びき野引】 屋外で客引きすること。また、その人。

のび‐ざかり【伸び盛り】🔗🔉

のび‐ざかり伸び盛り】 ①子供の成長が一番盛んな頃。育ちざかり。 ②才能や能力が一番伸びる時期。

広辞苑 ページ 15425