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はぎ‐の‐と【萩の戸】🔗⭐🔉
はぎ‐の‐と【萩の戸】
①(障子に萩が描いてあるからいう)清涼殿の一室の名。夜御殿よるのおとどの北で、弘徽殿こきでんの上御局うえのみつぼねと藤壺の上御局との間にあった。古今著聞集11「―のまへなる布障子」→清涼殿(図)。
②萩の花の散りこぼれる木戸。〈[季]秋〉
はぎ‐の‐はな【萩の花・芽子の花】🔗⭐🔉
はぎ‐の‐はな【萩の花・芽子の花】
①「はぎ」参照。
②粥のようにやわらかに炊いた飯を椀に盛り、小豆の粉などを添えて食べるもの。
③「萩の餅」の異称。
④「萩の花摺」の略。
⇒はぎのはな‐ずり【萩の花摺】
はぎのはな‐ずり【萩の花摺】🔗⭐🔉
はぎのはな‐ずり【萩の花摺】
萩の花を布帛ふはくに摺り込んで染めること。また、その染まった衣。津守国基集「袖垂れて高間の野路を君ゆかば―すりや乱らむ」
⇒はぎ‐の‐はな【萩の花・芽子の花】
はぎ‐の‐もち【萩の餅】🔗⭐🔉
はぎ‐の‐もち【萩の餅】
糯米もちごめや粳米うるちまいなどを炊き、軽くついて小さく丸め、餡あん・黄粉きなこ・胡麻などをつけた餅。煮た小豆を粒のまま散らしかけたのが、萩の花の咲きみだれるさまに似るのでいう。また牡丹に似るから牡丹餅ぼたもちともいう。おはぎ。はぎのはな。きたまど。隣知らず。萩の強飯こわいい。
萩の餅
撮影:関戸 勇

はぎの‐よしゆき【萩野由之】🔗⭐🔉
はぎの‐よしゆき【萩野由之】
国文学者・評論家。佐渡生れ。東大教授。和歌改良論を唱える。編著「日本文学全書」、著「日本制度通」など。(1860〜1924)
⇒はぎの【萩野】
はぎ‐の‐らん【萩の乱】🔗⭐🔉
はぎ‐の‐らん【萩の乱】
1876年(明治9)10月、山口県萩に起きた不平士族の反乱。維新政府に不満を抱いた前原一誠が挙兵し、県庁を襲って山陰道から中央に出ようとしたが、政府軍に平定された。
はき‐はき🔗⭐🔉
はき‐はき
①ものの言い方や態度が歯切れよく明瞭であるさま。「―と答える」「―した子供」
②物事の分別がはっきりしているさま。
③物事がさっさとはかどるさま。
広辞苑 ページ 15648。