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○幅をするはばをする🔗⭐🔉
○幅をするはばをする
みえを張る。うわべを飾っていばる。〈日葡辞書〉
⇒はば【幅・巾】
○幅を取るはばをとる🔗⭐🔉
○幅を取るはばをとる
①広い場所を占領する。
②(→)「はばを利かせる」に同じ。
⇒はば【幅・巾】
ばはん【八幡】
①(→)倭寇わこうの異称。「和漢三才図会」によれば、倭寇がその船に立てた旗に「八幡」の神号を記したのを、明人がバハンとよんだからという。
②外国へ略奪に行くこと。〈日葡辞書〉
③国禁を犯して海外に渡ること。外国に渡って密貿易を行うこと。
④八幡船の略。
⇒ばはん‐じん【八幡人】
⇒ばはん‐せん【八幡船】
⇒ばはん‐ぶね【八幡船】
ばばん【婆ん】
「ばば」の訛。
ばはん‐じん【八幡人】
船で他国へ略奪に行く盗賊。〈日葡辞書〉
⇒ばはん【八幡】
ばはん‐せん【八幡船】
室町末期から安土桃山時代にかけて、中国・朝鮮の沿岸を掠奪した海賊船を、明人などが称した語。江戸時代には密貿易船の称。はちまんぶね。→倭寇。
⇒ばはん【八幡】
ばはん‐ぶね【八幡船】
(→)「ばはんせん」に同じ。〈日葡辞書〉
⇒ばはん【八幡】
は‐び【端日】
はしたの出る日。奇数の日。はんの日。
は‐び【巴鼻】
①器物の、手で持つところ。つまみ。とって。
②おこり。由来。いわれ。〈日葡辞書〉
ば‐び【馬尾】
①馬の尾。
②馬の尾の毛。ばす。
ハビアン【Fabian】
近世初期の日本人イエズス会士。イルマン。不干斎ハビアンと称。護教の書「妙貞問答」を著したが、のち棄教し、反キリシタン書「破提宇子はだいうす」を刊行。(1565〜1621)
パピー‐ウォーカー【puppy walker】
将来盲導犬として訓練を受ける子犬(パピー)を預かって養育する人。
パピーニ【Giovanni Papini】
イタリアの文学者。両大戦間にイデオローグとして力を揮う。未来派運動に参加、のちカトリックに回心。著「キリスト伝」、小説「終わってしまった男」、短編集「逃げて行く鏡」など。(1881〜1956)
は‐びき【刃引】
鉄で短刀のように作り、刃をつけてないもの。また、刃をひきつぶした刀剣。男色大鑑「この脇指―なり」
はびきの【羽曳野】
大阪府南東部の市。東半部は羽曳野丘陵上に当たり、応神陵古墳など古市ふるいち古墳群がある。住宅・工業都市。人口11万9千。
は‐び・く【刃引く】
〔他四〕
刀剣などの刃をひきつぶす。〈日葡辞書〉
はびこ・る【蔓延る】
〔自五〕
①草木がのびてひろがる。ひろがりしげる。太平記30「庭に桑穀くわの木一夜に生ひて二十余丈に―・れり」
②一杯にひろがる。三蔵法師伝承徳点「愛海、天に滔ハヒコリ、邪山、日を概さふ」。狂言、宗論「日本に―・るほどの法文ぢや」
③よくないものの勢いがさかんになる。はばを利かせる。増長する。太平記12「朝廷再び傾いて武家又―・るべき瑞相にやと」。「悪が―・る」
ばび‐そ【馬鼻疽】
家畜法定伝染病の一つ。主に馬・驢馬ろばに流行する。病原体は馬鼻疽菌。鼻粘膜に結節性潰瘍をつくり、全身のリンパ系にひろがる。家畜業者などにも感染。皮鼻疽。鼻疽。
ハビタット【habitat】
(→)生息場所。
ば‐ひつ【馬匹】
馬のこと。「―改良」
ハビット【habit】
(→)習性。
バビット‐メタル【babbitt-metal】
(発明者であるアメリカの技術者バビット(I. Babbitt1799〜1862)の名に因む)「ホワイト‐メタル」参照。
ハビトゥス【habitus ラテン】
①習慣。
②〔社〕個々の階級や集団に特有の無意識的な行動・知覚・判断の様式を生み出す諸要因の集合をいう。フランスの社会学者ブルデューが提起した概念。アビテュス。
ばひ‐ふう【馬脾風】
ジフテリアの漢方名。
ばび‐ほう【馬尾蜂】
(→)「うまのおばち」に同じ。
は‐びょう【葉鋲】‥ビヤウ
(→)鱗うろこ釘に同じ。
は‐びょう【破廟】‥ベウ
荒廃した廟。狂言、雀「向うに―が見えまするが、あれはどなたの御旧跡で御座りまするぞ」
パビリオン【pavilion】
①博覧会の展示用に一時的に設けた建物。
②病院などの別棟。
③建物より突き出して作られた装飾的な部分。
バビルサ【babirussa マレー】
(バビはマレー語でイノシシ、ルサはシカで、牙を角に見立てての名)イノシシ科の哺乳類。体長約1メートル。体毛はほとんどなく、黒褐色の皮膚が裸出。雄の牙(犬歯)は上下とも大きく、上顎の牙は顔の皮膚を突き破って目の上までのびる。インドネシアのセレベス・ブル・スラなどの島の森林や湿地に生息。夜行性。雑食性。鹿猪しかいのしし。
バビルサ
バビルサ
提供:東京動物園協会
パピルス【papyrus】
古代エジプトで、パピルス(カミガヤツリ)という草の茎から製した一種の紙。紀元前30世紀頃から使用され、紀元後7〜8世紀、製紙法の発達するまでヨーロッパでも用いた。パピルス文書とは、この紙に記したギリシア語などの文書。→紙蚊帳吊かみがやつり
は‐びろ【刃広】
刃物の刃がひろいこと。また、その刃物。
は‐びろ【葉広】
①葉のひろがっていること。葉のひろいこと。また、その草木。古事記下「生ひだてる―斎ゆつ真椿」
②(女房詞)萵苣ちしゃをいう。
バビロニア【Babylonia】
西アジアのチグリス・ユーフラテス川の下流地方。また、その地方に起こった古代帝国。紀元前3000年頃、楔形くさびがた文字・天文学・法典など、文明の発祥地。アッカド王国・ウル第3王朝・バビロン第1王朝・新バビロニア王国などが興亡。
バビロン【Babylon】
イラク中部にあった、メソポタミアの古代都市。バビロン第1王朝の首都。新バビロニア王国の当時も、世界都市として栄えた。後代荒廃。
⇒バビロン‐ほしゅう【バビロン捕囚】
バビロン‐ほしゅう【バビロン捕囚】‥シウ
①紀元前6世紀ユダヤ人が新バビロニア軍に捕らえられ、バビロンに強制移住させられたこと。第1次は前597年、第2次は前586年(一説に前587年)。アケメネス朝ペルシアのキュロス王により前538年帰還許可。
②14世紀のアヴィニョンの幽囚のこと。
⇒バビロン【Babylon】
は‐ふ【羽布】
軽飛行機の翼・胴体などに張る布。亜麻製が普通。
は‐ふ【破風・搏風】
日本建築で、屋根の切妻きりづまについている合掌形の装飾板。また、それのついている所。唐から破風・千鳥ちどり破風などがある。
は‐ふ【覇府】
①覇者が政務を処理する役所。
②征夷大将軍の政府。幕府。
はぶ
青色を帯びた黒い雲母うんも。
はぶ【波布・飯匙倩】
クサリヘビ科の毒ヘビ。沖縄諸島・奄美あまみ諸島に分布。全長2メートルに達し、頭はほぼ三角形、飯を盛る匙さじのようでマムシに似るが、頭部背面の鱗は小さい。樹上または草陰にひそみ、人畜を咬かむ。攻撃性が強く、猛毒をもつ。奄美・沖縄諸島には、太く短い別種ヒメハブも分布。〈[季]夏〉。椿説弓張月残編「蝮蝎まむしの殊に大きなるものを―と唱ふ」
はぶ
ハブ
撮影:小宮輝之
ヒメハブ
撮影:小宮輝之
はぶ【土生】
姓氏の一つ。
⇒はぶ‐げんせき【土生玄碩】
ハブ【hub】
①(活動などの)中心。中枢。
②車輪などの中心部の、軸とスポークの間の部材。→こしき(轂)。
③コンピューター‐ネットワークの集線装置。
パフ【puff】
おしろいなどを付けるのに用いるスポンジ状の化粧道具。おしろいたたき。パッフ。
パブ【pub】
(public houseの略)大衆的なバー。洋風の居酒屋。
パプア【Papua】
ニューギニア島の南東部および隣接諸島を占める地域。また、ニューギニア島の別称。
⇒パプア‐ニュー‐ギニア【Papua New Guinea】
パプア‐ニュー‐ギニア【Papua New Guinea】
ニューギニア島の東半部およびニュー‐ブリテン島・ブーゲンヴィル島などの諸島から成る独立国。1975年オーストラリア信託統治領から独立。面積46万2000平方キロメートル。人口564万2千(2002)。首都ポート‐モレスビー。→ニューギニア→オセアニア(図)
⇒パプア【Papua】
パフィオペディルム【Paphiopedilum ラテン】
ラン科の一属(その学名)。洋蘭の一つ。インドからニューギニアまで、旧熱帯区の林内に生ずる。園芸品種がきわめて多い。旧属名のシプリペディウム(通称シプ)で呼ぶことも多い。
パフィオペディルム
バブーフ【François Noël Babeuf】
フランスの革命家。私有財産制を否定し平等主義の立場をとる。総裁政府転覆の陰謀を企て1796年に逮捕、翌年処刑。武装蜂起・革命独裁の理論は後世に影響を与えた。(1760〜1797)
パフェ【parfait フランス】
アイス‐クリームと種々の果物・シロップ・生クリームなどを細長いグラスに盛ったもの。「フルーツ‐―」
パフォーマー【performer】
パフォーマンス2・3を行う人。演劇・舞踊などを演ずる人。
パフォーマンス【performance】
①実行。実績。成果。
②上演。演奏。演技。また、人目をひくための行為。「派手な―を演ずる」
③既成芸術の枠からはずれた、身体的動作(演技・舞踏)・音響などによって行う芸術表現。一回的・偶然的手法で、視覚・聴覚・運動感覚などに多面的に働きかけることが多い。ハプニングなども含み、1970年代末から一般化。パフォーマンス‐アート。
④機械などの動作。性能。機能。
は‐ぶき【羽振】
はぶくこと。はばたき。はたたき。曾丹集「をし鳥の―やたゆき」
は‐ぶき【羽韛】
ふいご。ふきがわ。神代紀上「真名鹿まなかの皮を全剥うつはぎにはぎて天の―に作る」
ハブ‐ギア【hub gear】
自転車のハブ内に装着された変速用装置。また、それに使われる歯車。
はぶ・く【省く】
〔他五〕
①除いてへらす。けずり捨てる。源氏物語若菜下「今は只亡きにおぼし許してことびとのいひおとしめむをだに―・き隠し給へ」
②簡略にする。節約する。源氏物語少女「こちたき程にはあらず、世の謗りもやと―・き給へれば、何事もおどろおどろしういかめしき事はなし」。「詳しい説明は―・く」「手間を―・く」
③係累が少ないようにする。源氏物語椎本「世の中に心をとどめじと―・き侍る身にて」
④分配する。平家物語7「かの庄園を没取もつしゅして、みだりがはしく子孫に―・く」。日葡辞書「ザイヲハブク」
は‐ぶ・く【羽振く】
〔自四〕
鳥が翼をつよく振る。はたたく。はうつ。万葉集19「さ夜ふけて―・き鳴く鴫しぎ」
ば‐ふく【馬腹】
馬の腹。「―を蹴って馬を速める」
ハブ‐くうこう【ハブ空港】‥カウ
(hubは車輪の中心部の意)拠点空港。定期航空路を、幹線の発着する少数の拠点(ハブ)とそこに集中する支線(スポーク)とによって構成し、乗り継ぎの便の効率的運営を図る。
は‐ぶくら【羽ぶくら】
矢につけた羽。矢ばね。太平記15「眉間のただ中を徹りて喉の下まで―せめてぞ立ちたりける」
はぶ‐げんせき【土生玄碩】
江戸後期の眼科医。名は義寿。安芸吉田の人。広島藩医から幕府奥医師。シーボルトに眼病治療法を学ぶ代償として将軍家紋服を贈ったことからシーボルト事件に連座し、改易。著「獺祭録」など。(1762〜1848)
⇒はぶ【土生】
は‐ぶさ【羽房】
矢につけた羽。はぶくら。矢ばね。
は‐ぶさ【羽総・羽房】
鳥のつばさ。
ば‐ふさぎ【場塞ぎ】
①場所をふさいで、じゃまになること。
②余分な空間を残さないために何か置くこと。また、そのもの。場所ふさぎ。
は‐ぶし【羽節】
羽の茎。はぐき。
⇒はぶし‐ざけ【羽節酒】
は‐ぶし【歯節】
歯のつけ根。歯茎。
⇒歯節へ出す
はぶし‐ざけ【羽節酒】
雉きじの羽節の肉と塩とをまぜて造った酒。
⇒は‐ぶし【羽節】






広辞苑 ページ 16029。