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ばふん‐うに【馬糞海胆】🔗🔉

ばふん‐うに馬糞海胆】 オオバフンウニ科のウニ。殻は径4センチメートル以下の球状で、表面に暗緑色の短い刺が密生して馬糞を思わせる。磯の石の下にすむ。産卵期は1〜3月で、生殖巣は美味。東北地方以南に分布。北海道にはエゾバフンウニが多産する。 ⇒ば‐ふん【馬糞】

ばふん‐し【馬糞紙】🔗🔉

ばふん‐し馬糞紙】 ①裏打ちなどに用いる下等な紙。〈運歩色葉集〉 ②ボール紙の一種。藁わらを原料とした最も普通の板紙。黄板紙。 ⇒ば‐ふん【馬糞】

は‐へい【派兵】🔗🔉

は‐へい派兵】 軍隊を派遣すること。出兵。「海外―」

パペーテ【Papeete】🔗🔉

パペーテPapeete】 太平洋南東部、タヒチ島の中心都市。フランス領ポリネシアの首都で、観光の拠点。人口12万5千(2001)。

は‐へき【破壁】🔗🔉

は‐へき破壁】 やぶれた壁。こわれた壁。太平記38「相如が―風寒くして」

は‐べつ【派別】🔗🔉

は‐べつ派別】 ①わかれて別々になること。分派。 ②流派によってわけること。

バベッジ【Charles Babbage】🔗🔉

バベッジCharles Babbage】 イギリスの数学者。天文学会・大英協会・ロンドン統計学会を設立。コンピューターの原型「解析機械」を構想、またORの先駆者。(1792〜1871)

はべ‐めり🔗🔉

はべ‐めり (ハベルメリの音便形ハベンメリのンの表記されなかった形)…ようです。蜻蛉日記「不定なる事どもはべめれば」

はべ・り【侍り】🔗🔉

はべ・り侍り】 [一]〔自ラ変〕 (ハ(這)ヒアリの約。神仏・天皇・貴人のそば近くに仕えるものは、両手をついて伺候したのによる語) ①神仏・天皇・貴人に伺候する。お仕えする。枕草子56「御前の方に向かひてうしろざまに、誰々か―・ると問ふ」 ②「あり」「居り」を丁寧にいう語。存在・指定の意を表す。鎌倉時代以後は雅文的表現として用いられた。 ㋐あります。ございます。竹取物語「この幼き者はこはく―・るものにて」。源氏物語桐壺「いともかしこきは身の置き所も―・らず」。源氏物語帚木「さは―・らぬか、といへば中将うなづく」。方丈記「治承四年水無月の比、にはかに都遷り―・りき」 ㋑おります。古今和歌集哀傷「女の親の思ひにて山寺に―・りけるを」。源氏物語夕顔「むかし見給へし女房の尼にて―・る東山の辺に移し奉らむ」 [二]〔助動〕 (活用はラ変型。[活用]ら/り/り/る/れ/れ) ①動詞およびある種の助動詞の連用形に付いて、聞き手に対する丁寧の意を表す。この用法は平安時代末にはなくなり、代わって「さうらふ」が用いられた。…ます。源氏物語「なかなか今は何をたのみてか怠り―・らむ」。源氏物語末摘花「心にかなはぬ由をのみ聞えすさび―・れば」 ②鎌倉時代以後、1の用法が忘れられて雅文的表現として用いられた。方丈記「さるべき物のさとしかなどぞ疑ひ―・りし」

広辞苑 ページ 16041