複数辞典一括検索+

はま‐なす【浜茄子】🔗🔉

はま‐なす浜茄子】 ハマナシ(浜梨)の訛。〈[季]夏〉

はま‐なたまめ【浜鉈豆】🔗🔉

はま‐なたまめ浜鉈豆】 マメ科の大形蔓性多年草。暖地の海岸砂浜に生え、時に大群落を作る。長い柄の先に3小葉をつける複葉で、葉質は硬く光沢がある。夏に葉腋から長い花穂を伸ばし、ピンク色の大きな蝶形花を集めてつける。長さ10センチメートル近くの平たく厚みのある莢さやを生じ、中に褐色の種子(豆)が数個できる。

はま‐なっとう【浜納豆】🔗🔉

はま‐なっとう浜納豆】 寺納豆の一つ。静岡県浜名湖畔、浜松市三ヶ日町の大福寺で製出した納豆で、生姜しょうがや山椒さんしょうを加えて乾し上げたもの。浜名納豆。浜松納豆。大福寺納豆。→納豆なっとう1

はま‐なつめ【浜棗】🔗🔉

はま‐なつめ浜棗】 クロウメモドキ科の落葉低木。暖地の海岸に自生。生垣にも使う。高さ2メートル余、葉はナツメに似た卵形、基部にとげがある。夏、黄緑色の小さな五弁花を開き、半球状の果実を結ぶ。

はま‐なでしこ【浜撫子】🔗🔉

はま‐なでしこ浜撫子】 ナデシコ科の常緑多年草。本州の太平洋岸の砂浜に自生。高さ20〜50センチメートル。葉は光沢があり、対生し卵形で厚い。夏、茎頂にナデシコに似た紫・紫紅色の花を集散花序につける。観賞用に栽培。フジナデシコ。

はまな‐なっとう【浜名納豆】🔗🔉

はまな‐なっとう浜名納豆(→)浜納豆はまなっとうに同じ。

はま‐なべ【蛤鍋】🔗🔉

はま‐なべ蛤鍋(→)「はまぐりなべ」に同じ。〈[季]春〉

はま‐なや【浜納屋】🔗🔉

はま‐なや浜納屋】 (「浜」は大阪で河岸かしのこと)河岸にある物置小屋。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「男と女子と喧嘩して―の下で組んづ転ころんづしてゐたを」

広辞苑 ページ 16052