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はらみ‐おんな【孕み女】‥ヲンナ🔗🔉

はらみ‐おんな孕み女‥ヲンナ 腹に子をやどした女。妊婦。 ⇒はらみ【孕み】

はらみ‐く【孕句】🔗🔉

はらみ‐く孕句】 ①詩文や連歌・俳諧で、あらかじめ考えておいた句。宿構しゅっこうの句。 ②転じて、以前からの考え。狂言、箕被みかずき「常々気に入らぬ女ぢやと―に思うてゐた」 ⇒はらみ【孕み】

はらみ‐ご【孕み子】🔗🔉

はらみ‐ご孕み子】 腹にやどった子供。胎児。 ⇒はらみ【孕み】

はらみ‐すすき【孕み薄】🔗🔉

はらみ‐すすき孕み薄】 すすきの穂がふくらんでいて、まだのび出ないもの。 ⇒はらみ【孕み】

はらみ‐ぜっく【孕み節供】🔗🔉

はらみ‐ぜっく孕み節供】 九州南部などで、正月14日のこと。この日、祝い棒で嫁の尻を叩き、「孕め孕め」と唱える。→孕めん棒⇒はらみ【孕み】

はらみつ【波羅蜜】🔗🔉

はらみつ波羅蜜】 ①〔仏〕(梵語pāramitā)宗教理想を実現するための実践修行。完成・熟達・通暁の意であるが、現実界(生死輪廻)の此岸から理想界(涅槃ねはん)の彼岸に到達すると解釈して、到彼岸・度彼岸・度と漢訳する。特に大乗仏教で菩薩の修行法として強調される。通常、布施・持戒・忍辱にんにく・精進・禅定・智慧の六波羅蜜を立てるが、十波羅蜜じっぱらみつを立てることもある。波羅蜜多。 ②〔植〕クワ科の常緑高木。インド原産。高さ10メートル余。葉は倒卵形。花は多数集合して楕円形をなし、果実は甚だ大形で食用。材は建築・器具用。ナガミパンノキ。波羅蜜樹。

はらみった【波羅蜜多】🔗🔉

はらみった波羅蜜多⇒はらみつ(波羅蜜)1

はらみときわ【孕常盤】‥トキハ🔗🔉

はらみときわ孕常盤‥トキハ 浄瑠璃。近松門左衛門作の時代物。1710年(宝永7)初演。常盤が清盛に従って子らの命を助けた後、牛若にあうこと、五条橋での牛若・弁慶の主従契約、牛若と浄瑠璃姫とのなれそめ、牛若奥州下向のことなどを作る。

はらみ‐ばし【孕み箸】🔗🔉

はらみ‐ばし孕み箸】 正月祝いの食事に用いる、中央部を太く両端を細く削った箸。腹太はらぶと箸。 ⇒はらみ【孕み】

広辞苑 ページ 16116