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ひき‐あわ・せる【引き合わせる】‥アハセル🔗🔉

ひき‐あわ・せる引き合わせる‥アハセル 〔他下一〕[文]ひきあは・す(下二) ①引き寄せて合わせる。「えりを―・せる」 ②ひきくらべる。対照する。「原簿と―・せる」 ③取り持って対面させる。紹介する。「両親に友人を―・せる」

ひき・い【低い】🔗🔉

ひき・い低い】 〔形〕 (→)「ひくい」に同じ。

ひき‐い・ず【引き出づ】‥イヅ🔗🔉

ひき‐い・ず引き出づ‥イヅ 〔他下二〕 ①引っ張って出す。ひきだす。源氏物語帚木「御車―・でよ」 ②差し出す。引出物として贈る。落窪物語3「かくまめなる物を―・でけると」 ③例としてあげる。引用する。源氏物語槿「なまめかしう、かたちよき女のためしには、なほ―・でつべき人ぞかし」 ④ひきおこす。源氏物語柏木「さるまじきあやまちを―・でて」 ⑤戦いで、敵方が軍勢を打ち出す。

ひき‐いた【引板】🔗🔉

ひき‐いた引板(→)鳴子なるこに同じ。〈[季]秋〉

ひき‐いだ・す【引き出す】🔗🔉

ひき‐いだ・す引き出す】 〔他五〕 ①引いて外へ出す。 ②誘いだす。おびきだす。 ③例として引く。引用する。

ひきいで‐もの【引出物】🔗🔉

ひきいで‐もの引出物⇒ひきでもの。源氏物語初音「御遊びありて、―、禄など、二なし」

ひき・いる【率いる】ヒキヰル🔗🔉

ひき・いる率いるヒキヰル 〔他上一〕 (ヒキは接頭語) ①ひきつれて行く。したがえて行く。伊勢物語「あにおとと友だち―・ゐて」 ②行動・進退を指図する。統率する。「大軍を―・いる」

ひき‐い・る【引き入る】🔗🔉

ひき‐い・る引き入る】 [一]〔自四〕 ①引き退く。ひきさがる。枕草子184「いま少し奥に―・りて」 ②車などを引いて中に入る。蜻蛉日記「大津のいとものむつかしき屋どもの中に―・りにけり」 ③ひきこもる。隠れ忍ぶ。遠慮する。引込思案である。源氏物語夕霧「見知らぬさまに―・り」 ④息がつまる。息が絶える。また、息がつまるほどに声をひそめる。源氏物語橋姫「あてなる声して、―・りながら、ほのかにのたまふ」 [二]〔他下二〕 ⇒ひきいれる(下一)

広辞苑 ページ 16389