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一つ家】🔗🔉

一つ家】 ①ただ1軒だけぽつんとある家。いっけんや。 ②武蔵国浅茅原あさぢがはらにあったという一軒家。旅人を泊めては、石の枕に寝かせ石を落として殺した老婆が、観音の霊力で悔悟する石枕伝説の家。 ③2の伝説に基づく歌舞伎狂言。河竹黙阿弥作、1890年(明治23)初演。 ④同じ家。奥の細道「―に遊女も寝たり萩と月」 ⇒ひと‐つ【一・一つ】 ひと‐つら

一連】🔗🔉

一連】 ①ひとつらね。いちれん。 ②同じ程度。同列。 ひと‐つれ

一連れ】🔗🔉

一連れ】 ひとくみ。一隊。ひとつら。夫木和歌抄12「―はすそのに出でてをぐら山」 ひと‐て

一手】🔗🔉

一手】 ①一方の手。片手。また、片手で握れるほどの分量。 ②一人のわざ。独力。いって。「敵を―に引き受ける」 ③一つにまとめること。また、ひとりじめにすること。一括。独占。 ④一組。一隊。太平記14「七千余騎を―になして」 ⑤一つの手並。一つの方法。1回のわざ。 ⑥同一の種類。ひといろ。 ⑦射芸で、甲矢はやと乙矢おとやとの一組。 ⇒ひとて‐はんばい【一手販売】 ⇒ひとて‐や【一手矢】 ひと‐で

人手】🔗🔉

人手】 ①他人の手。他人の所有。森鴎外、高瀬舟「貰つた銭はいつも右から左へ―に渡さなくてはなりませなんだ」 ②人のしわざ。人工。「―を加える」 ③他人のたすけ。樋口一葉、うつせみ「友仙の帯に緋ぢりめんの帯あげも―を借ずに手ばしこく」 ④働く人。働き手。「―が足りない」 ⇒人手に掛かる ひと‐で

人出】🔗🔉

人出】 人が多く出て集まること。「花見で大変な―だ」 ひと‐で

海星・人手】🔗🔉

海星・人手】 ヒトデ綱の棘皮きょくひ動物の総称。体は扁平で、一般に、5本の腕が放射状に突出し、星形または五角形。腹面の中央に口があり、外面は薄い皮膚の下にある石灰質の骨片におおわれ、短い棘とげ状の突起がある。管足によって運動。再生力が強い。ヒトデ・イトマキヒトデ・モミジガイなど種類が多く、浅海にも深海にも広く産する。海盤車。 イトマキヒトデ 提供:東京動物園協会 ひと‐で‐なし

広辞苑 ページ 16612