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ひゃく‐いん【百韻】‥ヰン🔗🔉

ひゃく‐いん百韻‥ヰン 連歌・俳諧の基本形式で、発句から挙句あげくまでの1巻が百句あるもの。4折8面に記し、初表しょおもて8句、初裏14句、二の表14句、二の裏14句、三の表14句、三の裏14句、名残なごりの表14句、名残の裏8句から成る。

ひゃく‐え【百会】‥ヱ🔗🔉

ひゃく‐え百会‥ヱ ①頭の中央。脳天。〈日葡辞書〉 ②馬の背梁せみねの、尻から少し前の高いところ。〈日葡辞書〉

びゃく‐え【白衣】🔗🔉

びゃく‐え白衣】 ①白色の衣服。はくい。 ②(黒衣を着る僧侶に対して)俗人の称。 ③白小袖に指貫さしぬきまたは袴だけをつけた下着姿で、直衣のうし・狩衣かりぎぬ・直垂ひたたれなどの表衣うわぎぬを着ないこと。また、法師が法衣を脱いで下着の白い衣だけでいること。後世、羽織・袴をつけない着流しのこと。 ④転じて、礼にそむくこと。非礼。無礼。 ⇒びゃくえ‐かんのん【白衣観音】 ⇒びゃくえ‐づとめ【白衣勤め】

びゃくえ‐かんのん【白衣観音】‥クワンオン🔗🔉

びゃくえ‐かんのん白衣観音‥クワンオン 三十三観音の一つ。白衣をつけ、岩上に座る姿に表される。また、白衣をつけ、白蓮華の中にいる観音で、胎蔵界曼荼羅蓮華部院の一尊。大白衣だいびゃくえ。白処尊。 ⇒びゃく‐え【白衣】

びゃくえ‐づとめ【白衣勤め】🔗🔉

びゃくえ‐づとめ白衣勤め】 江戸幕府で、袴はかまをはかないで出仕する格式の者。 ⇒びゃく‐え【白衣】

ひゃく‐おう【百王】‥ワウ🔗🔉

ひゃく‐おう百王‥ワウ ①代々の王。 ②100代の王。愚管抄3「人代となりて神武天皇の御後―と聞ゆる」

ひゃくおうちんご‐の‐がらん【百王鎮護の伽藍】‥ワウ‥🔗🔉

ひゃくおうちんご‐の‐がらん百王鎮護の伽藍‥ワウ‥ (鎮護国家の道場として建てられたからいう)延暦寺の異称。

ひゃく‐がい【百害】🔗🔉

ひゃく‐がい百害】 たくさんの弊害。 ⇒百害あって一利なし

ひゃく‐がい【百骸】🔗🔉

ひゃく‐がい百骸】 身体にもっている多くの骨。笈の小文「―九竅きゅうきょうの中に物あり。かりに名づけて風羅坊といふ」

広辞苑 ページ 16716