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百錬】🔗🔉

百錬】 金属をいくたびもねって純度を高めること。太平記28「光―の鏡に血をそそぎたるが如く」。日葡辞書「ヒャクレンノワウゴン(黄金)」 びゃく‐れん

白蓮】🔗🔉

白蓮】 ①白い蓮はすの花。〈[季]夏〉 ②心が潔白で汚れのないもの。 ⇒びゃくれん‐きょう【白蓮教】 ⇒びゃくれん‐しゃ【白蓮社】 びゃく‐れん

白蘞】🔗🔉

白蘞】 ブドウ科の蔓性多年草。中国の原産。葉は掌状複葉。初夏、黄緑色で背面暗紫色を帯びた小五弁花を開き、豌豆えんどう大の液果を結ぶ。根は漢方生薬として解毒・腫物に用いる。カガミグサ。 びゃくれん‐きょう

白蓮教】‥ケウ🔗🔉

白蓮教‥ケウ 中国の仏教結社。南宋の初め蘇州の僧茅子元ぼうしげんの創始。弥勒みろく菩薩を尊崇し、祈祷と符呪による治病で民衆に浸透、大いに教勢を拡張。元末の紅巾の乱の中心。明・清代にも反政府的な秘密結社としてしばしば反乱を起こす。分派が多かった。白蓮宗。 ⇒びゃく‐れん【白蓮】 びゃくれん‐しゃ

白蓮社】🔗🔉

白蓮社】 中国の念仏修行の結社。東晋の僧慧遠えおんが402年廬山の東林寺で創めた。この寺の傍の池に白蓮が多く、ここに会する僧俗が名利に染まないことを蓮華にたとえたからいう。日本にも伝来。蓮社。 ⇒びゃく‐れん【白蓮】 ひゃくれんしょう

百練抄】‥セウ🔗🔉

百練抄‥セウ 平安中期の冷泉天皇から鎌倉中期の亀山天皇の即位に至る編年体の記録。編者未詳。17巻。初めの3巻は散逸。武家方の「吾妻鏡」と対比される公家方の重要史料。初めの部分は「小右記」「中右記」などの日記の抄録、後半は編者自身の日記も材料に用いたと見られる。百錬抄。 びゃく‐ろう

白鑞】‥ラフ🔗🔉

白鑞‥ラフ ⇒はくろう ひゃくろく‐いん

百六韻】‥ヰン🔗🔉

百六韻‥ヰン 近世中国の韻書において韻目を106に分かったもの。「壬子新刊礼部韻略」の107韻を改変。現行の漢詩の詩韻はこれによる。→平水韻 ひゃくろん

百論】🔗🔉

百論】 仏書。提婆だいばの著、鳩摩羅什くまらじゅうの訳。2巻。三論の一つ。三論宗所依の論書の一つ。中道の立場から、それ以外の諸思想を批判した書。 ひゃくわ‐こう

広辞苑 ページ 16733