複数辞典一括検索+
うか‐うか🔗⭐🔉
うか‐うか
①心が落ちつかないさま。不安なさま。椿葉記「天下も静かならず、御悩もひとかたならず、世の中は―として年も暮れぬ」
②周囲に気を配らず油断のあるさま。また、しっかりした考えや計画がないさま。うっかり。狂言、釣狐「唯―と狐を釣りまして御座る」。「―だまされる」「―してはいられない」
うかうか・し🔗⭐🔉
うかうか・し
〔形シク〕
軽はずみである。軽率である。小夜の寝覚「ただ男も女も―・しからず、正直に道理を知りたらんより外は何事もいたづらごとにて侍るにや」
うかがい【伺い】ウカガヒ🔗⭐🔉
うかがい【伺い】ウカガヒ
①神仏に託宣を請うこと。また、目上の人に指図を求めること。特に、官公庁で上司に許可・命令を求めること。「(お)―を立てる」
②「訪問すること」「聞くこと」「問うこと」などの謙譲語。「御機嫌―」
⇒うかがい‐しょ【伺い書】
⇒うかがい‐ぼん【伺い本】
うかがい【窺い】ウカガヒ🔗⭐🔉
うかがい【窺い】ウカガヒ
ひそかに敵陣のようすを探ること。また、その人。
⇒うかがい‐あし【窺い足】
うかがい‐あし【窺い足】ウカガヒ‥🔗⭐🔉
うかがい‐あし【窺い足】ウカガヒ‥
しのびあし。ぬきあし。
⇒うかがい【窺い】
うかがい‐しょ【伺い書】ウカガヒ‥🔗⭐🔉
うかがい‐しょ【伺い書】ウカガヒ‥
上司の指令を請うために出す文書。
⇒うかがい【伺い】
うかがい‐し・る【伺い知る・窺い知る】ウカガヒ‥🔗⭐🔉
うかがい‐し・る【伺い知る・窺い知る】ウカガヒ‥
〔他五〕
表面に現れていない事柄についておおよその見当をつける。察知する。「外からは―・ることができない」
うかが・う【伺う】ウカガフ🔗⭐🔉
うかが・う【伺う】ウカガフ
〔他五〕
(「窺う」から)
①(神仏または目上に対して)託宣または指図などをいただきたいと申し出る。平家物語5「院宣―・はうに一日が逗留ぞあらんずる」
②「聞く」「尋ねる」「問う」の謙譲語。お尋ねする。また、目上の人の話などを聞く。拝聴する。実悟旧記「誰に問ひ申すべき由、―・ひ申しければ」。「有益なお話を―・った」
③(自動詞として)「訪問する」の謙譲語。参上する。「先生のお宅に―・う」
④(自動詞として、「御機嫌を―・う」の意から)大勢の人の相手をしてお話しする。「一席―・う」
広辞苑 ページ 1685。