複数辞典一括検索+

うかれ‐うど【浮かれ人】🔗🔉

うかれ‐うど浮かれ人】 ウカレビトの音便。 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐お【浮かれ男】‥ヲ🔗🔉

うかれ‐お浮かれ男‥ヲ 浮かれて遊びあるく男。うかれおとこ。 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐がらす【浮かれ烏】🔗🔉

うかれ‐がらす浮かれ烏】 月夜に浮かれてねぐらに落ちつかない烏。人にたとえてもいう。歌舞伎、三人吉三廓初買「―のただ一羽ねぐらへ帰る川端で」 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐ごころ【浮かれ心】🔗🔉

うかれ‐ごころ浮かれ心】 落ちつかない気持。謡曲、蝉丸「鳴くや関路の夕烏、―はうば玉の」 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐ぞめき【浮かれ騒き】🔗🔉

うかれ‐ぞめき浮かれ騒き】 遊郭の店先をひやかして歩きまわること。また、その人。浮かれ素見。浄瑠璃、心中天の網島「門行灯の文字が関、―のあだ浄瑠璃」 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐た・つ【浮かれ立つ】🔗🔉

うかれ‐た・つ浮かれ立つ】 〔自五〕 ①ぶらりと出発する。奥の細道「路の枝折しおりと―・つ」 ②気が浮き立つ。

うかれ‐ちょうし【浮かれ調子】‥テウ‥🔗🔉

うかれ‐ちょうし浮かれ調子‥テウ‥ 心の浮き立って落ちつかなくなるような調子。うかれびょうし。 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐づま【浮かれ妻】🔗🔉

うかれ‐づま浮かれ妻】 遊女。うかれめ。続千載和歌集「一夜逢ふ行き来の人の―」 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ・でる【浮かれ出る】🔗🔉

うかれ・でる浮かれ出る】 〔自下一〕 心が落ちつかないままに目的もなく家を出る。

うかれ‐どり【浮かれ鳥】🔗🔉

うかれ‐どり浮かれ鳥】 夜明けでもないのに鳴く鶏。万代和歌集「なそもかく人の心の―」 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐びと【浮かれ人】🔗🔉

うかれ‐びと浮かれ人】 ①戸籍をはなれ、他所に住む人。浮浪人。〈日本霊異記訓釈〉 ②花や月などに浮かれ歩く人。風流人。 ③道楽者。遊蕩児。 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐びょうし【浮かれ拍子】‥ビヤウ‥🔗🔉

うかれ‐びょうし浮かれ拍子‥ビヤウ‥ 三味線や踊りなどで、人の心を浮き立たせるような間のとり方。 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐ぶし【浮かれ節】🔗🔉

うかれ‐ぶし浮かれ節】 ①三味線にあわせて唄う俗歌。 ②「浪花節なにわぶし参照。 ⇒うかれ【浮かれ】

広辞苑 ページ 1692