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うかれ‐め【浮かれ女】🔗🔉

うかれ‐め浮かれ女】 管弦・歌舞をなし、また色を売る女。遊女。宇津保物語藤原君「君達の御前に―廿人ばかり、琴ひき、歌うたひて」 ⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐もの【浮かれ者】🔗🔉

うかれ‐もの浮かれ者】 うかれて遊びあるく者。遊冶郎ゆうやろう⇒うかれ【浮かれ】

うかれ‐ゆかた【浮かれ浴衣】🔗🔉

うかれ‐ゆかた浮かれ浴衣】 浮かれた人の着るゆかた。はでなゆかた。浄瑠璃、津国女夫池「―の菊の露」 ⇒うかれ【浮かれ】

うか・れる【浮かれる】🔗🔉

うか・れる浮かれる】 〔自下一〕[文]うか・る(下二) ①自然に浮く。浮きただよう。神代紀「洲壌くにつちの―・れ漂ただよへること」 ②心がうきうきして落ちつかなくなる。山家集「さらぬだに―・れてものを思ふ身の」。「入賞に―・れる」 ③所定めずさすらう。山家集「ここもまたわれ住みうくて―・れなば」 ④面白さに心を奪われる。興に入る。梅暦「話に―・れて、薬をあげもふさなんだ」

う‐かわ【鵜川】‥カハ🔗🔉

う‐かわ鵜川‥カハ 鵜を川に放して鮎あゆをとらせること。鵜飼。また、その川。〈[季]夏〉。万葉集17「清き瀬ごとに―立ち(鵜飼を催し)⇒鵜川の小鮎 ○鵜川の小鮎うかわのこあゆ 鵜飼をする川の鮎のように逃れる方法のないもののたとえ。浄瑠璃、最明寺殿百人上臈「―鷹に雉」 ⇒う‐かわ【鵜川】

う‐かん【有官】‥クワン🔗🔉

う‐かん有官‥クワン 本官を持っていて他の職を兼ねる者。特に蔵人所の所衆ところのしゅうを兼ねる者にいう。↔無官。 ⇒うかん‐の‐べっとう【有官別当】

う‐がん【右岸】🔗🔉

う‐がん右岸】 川の下流に向かって右手の岸。↔左岸

う‐がん【烏桓・烏丸】‥グワン🔗🔉

う‐がん烏桓・烏丸‥グワン 漢代、遼河の上流老哈ラオハ河畔に拠った東胡の後裔。前漢時代には匈奴に服属、後漢になるとしばしば中国に侵寇したが、207年に魏の曹操に敗れ、余類の多くは鮮卑の諸部に逃れた。

広辞苑 ページ 1693