ふく‐ぼつ【覆没】 ①艦船などが、くつがえって沈むこと。 ②やぶれほろびること。覆敗。

ふく‐ほん【副本】 ①原本のうつし。そえしょ。複本。 ②〔法〕正本と同一事項を記載した文書。正本の予備または事務整理のために作成。

ふく‐ほん【復本】 病気のなおること。本復。

ふく‐ほん【複本】 ①原本のうつし。副本。 ②一つの為替手形についてその手形上の権利を表すために発行された数通の手形証券。

ふく‐ほんいせい【複本位制】_‥ヰ‥ 本位貨幣が2種以上の金属の一定純量と一定の関係を有する本位制度。通常は金および銀の2種を本位貨幣とする。↔単本位制。→跛行_はこう本位制→併行本位制

ふく‐まいり【福参り】_‥マヰリ 初午_はつうまの日に伏見稲荷に参詣すること。初午参り。〈[季]春〉

ふく‐まく【腹膜】 腹部内臓の表面および腹壁の内面を被う薄い漿膜_{しょうまく}。結合組織から成り、白色で滑らかな光沢がある。 ⇒ふくまく‐えん【腹膜炎】

ふくまく‐えん【腹膜炎】 腹膜に発生する炎症。急性のものは急激な腹痛・嘔吐_おうと・心悸亢進_{しんきこうしん}を起こし腹部の膨満・緊張、また高熱を伴い、胃腸潰瘍・腸閉塞・虫垂炎・女子生殖器疾患などを続発する。慢性のものは結核または癌腫によって起こる。 ⇒ふく‐まく【腹膜】

ふくませ【含ませ】 ふくめ煮のこと。「栗の―」

ふくま‐でん【伏魔殿】 ①悪魔のかくれている殿堂。 ②悪事・陰謀などが陰で絶えずたくらまれている所。

ふく‐まめ【福豆】 節分にまく炒豆。

ふくまる‐まつり【ふくまる祭】 (「ふく」は肺臓、「まる」は心臓の意)南九州で、狩の儀礼として、猪を捕獲したとき、血祭をしたのち臓物を煮て食うこと。

ふくみ【含み】 ①ふくむこと。また、ふくむもの。 ②^（→）「はみ（馬銜）」1に同じ。 ③直接の表現のかげにかくされている意味・内容。「―のある言い方」「―を持たせる」 ⇒ふくみ‐えき【含み益】 ⇒ふくみ‐ごえ【含み声】 ⇒ふくみ‐しさん【含み資産】 ⇒ふくみ‐そん【含み損】 ⇒ふくみ‐りし【含み利子】 ⇒ふくみ‐わた【含み綿】 ⇒ふくみ‐わらい【含み笑い】