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ふたまた‐ぶね【二股舟】🔗🔉

ふたまた‐ぶね二股舟】 舳は一つで艫ともの二つに分かれた丸木の船。履中紀「両枝船ふたまたぶねを磐余市磯池いわれのいちしのいけに泛うかべたまふ」 ⇒ふた‐また【二股・二俣】

ふたまた‐みち【二股道】🔗🔉

ふたまた‐みち二股道】 途中で二つに分かれた道。 ⇒ふた‐また【二股・二俣】

ふだ‐まもり【札守り】🔗🔉

ふだ‐まもり札守り】 神仏の霊がこもり護身の利益りやくがあるという札。

ぶた‐まん【豚饅】🔗🔉

ぶた‐まん豚饅】 (豚饅頭の略。関西などで)肉饅頭のこと。

ふた‐みち【二道】🔗🔉

ふた‐みち二道】 ①ふたまたに分かれた道。源氏物語夕顔「すぎにしも今日わかるるも―に行く方知らぬ秋の暮かな」 ②二人の異性と関係を持つこと。日葡辞書「フタミチヲカクル」

ふたみ‐の‐うら【二見ノ浦】🔗🔉

ふたみ‐の‐うら二見ノ浦】 三重県伊勢市二見町の海岸の名勝。東端に夫婦岩めおといわがある。日の出は特に有名で、迎拝者が多い。ふたみがうら。 夫婦岩 撮影:山梨勝弘

ふた‐め【二女・二妻】🔗🔉

ふた‐め二女・二妻】 二人の妻。 ⇒ふため‐くるい【二女狂い】

ふた‐め【二目】🔗🔉

ふた‐め二目】 ふたたび見ること。平家物語2「御髪おんぐしの一ふさ、文の奥にありけるを、―とも見給はず」 ⇒二目と見られない

ふ‐ため【不為】🔗🔉

ふ‐ため不為】 ためにならないこと。不利益。尾崎紅葉、続続金色夜叉「決して貴下方の―に成るやうには取計ひません」

ふた‐めか・す🔗🔉

ふた‐めか・す 〔他四〕 ふためくようにする。ばたばたと音を立てる。宇治拾遺物語3「羽を―・して惑ふほどに」

ふた‐め・く🔗🔉

ふた‐め・く 〔自四〕 ①ばたばたと音を立てる。今昔物語集19「此の棹に懸たる鳥ふたふたと―・く」 ②さわぎたてる。古今著聞集16「あわて―・き参りけるに」

ふため‐くるい【二女狂い】‥クルヒ🔗🔉

ふため‐くるい二女狂い‥クルヒ 同時に二人の女に心を動かすこと。醒睡笑「若女わかめ得て古女ふるめを内に置くならば―と人やいはまし」 ⇒ふた‐め【二女・二妻】 ○二目と見られないふためとみられない 悲惨で、見るに堪えないさまにいう。あまりに醜い場合にもいう。 ⇒ふた‐め【二目】 ○豚もおだてりゃ木に登るぶたもおだてりゃきにのぼる 能力の低い者でも、おだてられて気をよくするとやり遂げてしまうことがあるということ。 ⇒ぶた【豚・豕】

広辞苑 ページ 17232