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ふで‐たて【筆立て】🔗🔉

ふで‐たて筆立て】 ①手紙などのかきだし。初筆。醒睡笑「開き見れば―に日の字ありて」 ②筆を立てておく文具。筆筒。

ふで‐づか【筆柄】🔗🔉

ふで‐づか筆柄】 筆の柄つか。筆の軸。筆管。

ふで‐づか【筆塚】🔗🔉

ふで‐づか筆塚】 使い古した筆の供養のために、筆を地に埋めて築いた塚。退筆塚。 筆塚 撮影:関戸 勇

ふで‐づかい【筆遣い】‥ヅカヒ🔗🔉

ふで‐づかい筆遣い‥ヅカヒ 筆の扱いかた。また、筆の運びかた。筆致。運筆。源氏物語須磨「言の葉、―などは、人より殊になまめかしう、いたり深く見えたり」。「―に迫力がある」

ふで‐づくり【筆旁】🔗🔉

ふで‐づくり筆旁】 漢字の旁つくりの一つ。「肄」「肆」などの旁の「聿」の称。

ふで‐づつ【筆筒】🔗🔉

ふで‐づつ筆筒】 筆を入れ、または立てておくための筒。筆立て。

ふ‐てってい【不徹底】🔗🔉

ふ‐てってい不徹底】 徹底しないこと。十分にゆきとどかないこと。「指示の―」「―な治療」

ふで‐つ‐むし【筆つ虫】🔗🔉

ふで‐つ‐むし筆つ虫】 コオロギの異称。

ふで‐とり【筆執・筆取】🔗🔉

ふで‐とり筆執・筆取】 ①物を書くこと。また、その役。書記。梁塵秘抄「弓取―小弓の矢取とか」 ②歌舞伎狂言作者の脚本の口述を下級のものが筆記すること。

ふで‐なぐさみ【筆慰み】🔗🔉

ふで‐なぐさみ筆慰み】 なぐさみに書くこと。

ふで‐ならし【筆馴らし】🔗🔉

ふで‐ならし筆馴らし】 筆の書きぐあいをならすこと。また、文章を書きならすこと。 ○筆に任せるふでにまかせる 勢いに乗って思いのままに書く。「筆に任せて書きまくる」 ⇒ふで【筆】

ふて‐ね【ふて寝】🔗🔉

ふて‐ねふて寝】 (「不貞寝」は当て字)ふてくされて寝ること。

ふで‐の‐あと【筆の跡】🔗🔉

ふで‐の‐あと筆の跡】 書いた文字。ひっせき。

ふで‐の‐うみ【筆の海】🔗🔉

ふで‐の‐うみ筆の海】 ①硯すずりの別称。 ②書いたものの多いこと。賀茂保憲女集「涙もて思ひつづけし水茎の―ともなりにけるかな」

ふで‐の‐しり【筆の尻】🔗🔉

ふで‐の‐しり筆の尻】 筆の軸の末端。 ⇒筆の尻取る ○筆の尻取るふでのしりとる 詩歌・文章の添削をする。源氏物語末摘花「―博士ぞなかるべき」 ⇒ふで‐の‐しり【筆の尻】

広辞苑 ページ 17297