複数辞典一括検索+

ふな‐ごや【船小屋】🔗🔉

ふな‐ごや船小屋】 船・船具を納めておく小屋。冬季、海の荒れる日の多い日本海沿岸に多い。船屋。

ふな‐ざお【船棹】‥ザヲ🔗🔉

ふな‐ざお船棹‥ザヲ 船を操り動かすのに用いる棹。

ふなさか‐とうげ【船坂峠】‥タウゲ🔗🔉

ふなさか‐とうげ船坂峠‥タウゲ 兵庫県赤穂郡から岡山県備前市に至る峠(標高180メートル)。山陽道の難所。後醍醐天皇の隠岐遷幸の時、児島高徳が車駕を奪おうとした所という。

ふな‐さし【船差】🔗🔉

ふな‐さし船差】 船の棹をさす人。ふねさし。申楽談儀「―になりて漕ぎし、面白かりし也」

ふな‐し【船師】🔗🔉

ふな‐し船師】 ①船頭。船長。 ②近世、廻船などの海上商人の称。

ふな‐じ【船路】‥ヂ🔗🔉

ふな‐じ船路‥ヂ 船の行きかようみち。また、船でする旅。海路。航路。土佐日記「―なれど馬のはなむけす」

ふなじょう‐かいぼん【舟状海盆】‥ジヤウ‥🔗🔉

ふなじょう‐かいぼん舟状海盆‥ジヤウ‥ (→)トラフに同じ。

ふな‐しょうよう【船逍遥】‥セウエウ🔗🔉

ふな‐しょうよう船逍遥‥セウエウ (→)「船遊び」に同じ。重之集「難波にて―して」

ふな‐じるし【船印・船標】🔗🔉

ふな‐じるし船印・船標】 船舶の所有者・乗手などを示す標識。幕府や大名の船は帆に家紋を書くなどした。

ふな‐しろ【船代】🔗🔉

ふな‐しろ船代】 ①⇒みふなしろ(御船代)。 ②漁獲物の代分しろわけに際し、船の受ける配分。 ⇒ふなしろ‐まつり【船代祭】

ふなしろ‐まつり【船代祭】🔗🔉

ふなしろ‐まつり船代祭】 伊勢神宮の遷宮式で、「みふなしろ」の材木を伐採する時に行う祭。 ⇒ふな‐しろ【船代】

ふな・ず【船出】‥ヅ🔗🔉

ふな・ず船出‥ヅ 〔自下二〕 船に乗って出る。ふなでする。和泉式部集「思ふ人とぞわれは―・づる」

ふな‐すえ【船据え】‥スヱ🔗🔉

ふな‐すえ船据え‥スヱ 船の碇泊する所。港。祝詞、遣唐奉幣「―無きによりて播磨国より船乗るとて」

ふな‐ずし【鮒鮨・鮒鮓】🔗🔉

ふな‐ずし鮒鮨・鮒鮓】 馴鮨なれずしの一種。ニゴロブナの鱗うろこ・鰓えら・臓物を取り去って塩漬にしたものを、飯と交互に重ねて漬け込み自然発酵させたもの。酸味と臭味が強い。近江の名産。〈[季]夏〉

広辞苑 ページ 17324